『信長の野望・新生』発表、2021年発売へ。新しいチャレンジを取り入れたシリーズ最新作
コーエーテクモゲームスは3月28日、シリーズ最新作『信長の野望・新生』を発表した。発売時期は2021年内を予定しているという。同シリーズの生みの親であるシブサワ・コウ氏の記念番組「シブサワ・コウ40周年記念番組 春の陣」にて明らかにした形。
『信長の野望・新生』は、日本の戦国時代を舞台とした歴史シミュレーション『信長の野望』シリーズの16作目にあたる最新作だ。本作のプロデューサーを務めるのは小笠原賢一氏。シブサワ・コウ40周年の節目を記念した作品となる。
サブタイトルの「新生」には、新しいチャレンジをふんだんに取り入れた本作のコンセプトにふさわしいものが付けられたという。対応プラットフォームなどの詳細は明かされなかったものの、小笠原氏からは2021年内の発売を約束すると伝えられた。
なお、「シブサワ・コウ」はコーエーテクモゲームスのブランド名であり、同社の代表取締役会長である襟川陽一氏のゲームプロデューサー名義でもある。シブサワ氏は1981年に『川中島の合戦』を開発した後、『信長の野望』、『三國志』シリーズなどを通じて歴史シミュレーションのジャンルを確立・進化させ続けてきた。ちなみにプロデューサー名の由来は、尊敬する人物である渋沢栄一氏の“シブサワ”、そして旧社名であるコーエー(光栄)の“コウ”を繋げたものだと、記念番組にて襟川氏からあらためて語られた。
40周年を迎えたシブサワ氏は、今後もコーエーテクモゲームスの精神である「創造と貢献」の実現を目指し、ユーザーに「面白い!」と言ってもらえる作品、特に日本や中国の歴史や文化をテーマにしたものを中心に届けていくと伝えている。また番組内では、今後オープンワールドのアクションゲームを創ってみたいとの思いも明かした。今後のシブサワ氏が手がける作品、そして本作の続報にも期待を寄せたいところだ。
シリーズ最新作『信長の野望・新生』は2021年発売予定だ。