ホテル運営シム『Hotel Life: A Resort Simulator』発表、日本語対応。建築・経営・ベッドメイクまで、理想のリゾートをこの手で創りだす
パブリッシャーのNaconは3月25日、ホテル経営シム『Hotel Life: A Resort Simulator』を正式に発表した。対応プラットフォームは海外向けにPlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switchおよび、Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)。Steamのストアページによると、本作は日本語字幕とインターフェースに対応するようだ。配信日は今年8月26日とされている。
『Hotel Life: A Resort Simulator』は、のどかな場所に建つホテルの支配人として建設・デザイン・開発を手がけるシミュレーションゲームだ。ビジターに忘れがたい思い出をお届けしつつ、経営を軌道に乗せビジネスの拡大を目指そう。まずは建設にあたり、理想のロケーションを選ぶところから始まる。モダン建築からバリ風の南国スタイルまで、思うままのデザインでホテルを建てることが可能だ。建材もコンクリート、木、漆喰、石など細かくチョイスでき、全体の雰囲気をがらりと変えられる。箱ができたら今度は内装の充実だ。ベッドやバスルーム、バルコニーにインテリアなどをコーディネートし、理想の隠れ家を創りだすのだ。
建築パートが終わったら、実際にお客を招いてカスタマーサービスに取りくむことになる。空港でビジターをお迎えし、チェックインした瞬間から快適な休日はすべてプレイヤーの手にかかっている。冷蔵庫の中身を補充し、ベッドメイクをほどこし、床をモップでピカピカに磨きあげる。さらにプールの掃除から厨房での調理から皿洗いまで……ホテルの仕事は枚挙にいとまがない。そう、宿泊業はひとりでできる仕事ではないのだ。
ここからプレイヤーのマネジメント力が試される。有能なスタッフを採用し、必要な仕事を整理してアサインしよう。また予約管理やメニュー作成、収益の最適化まで、支配人にはやるべきことがいくらでもある。基本のホテル施設を建て、お客がオンラインで高評価をくれれば、ホテルの収益も伸びていく。そのうち予算が許せば、拡張やアップグレードも可能だ。大きなプールやサウナ、DJステージ、新しいスポーツ設備を備えつけることもできるという
なお本作にはゲームモードが3種類存在。すでにあるホテルを管理するか、ゼロからホテルを作るか選べる「サンドボックスモード」、管理側ではなくお客として自身が作ったホテルを楽しめる「待機モード」、叔母と叔父からホテルを預かっての物語が展開される「キャリアモード」があり、それぞれを自分のペースで楽しむことができる。
なおパブリッシャーのNaconは3月18日の発表で、本作を含む新たなIP「LIFEシリーズ」を展開すると伝えている(Gemasutra)。日々の業務に焦点を当てたシリーズとなっており、現時点で『Hotel Life: A Resort Simulator』のほか『Train Life』『Chef Life』『Surgeon Life』『Architect Life』の4作品が予告されている。それぞれ鉄道員・調理師・外科医・建築士といった職業の日常業務を味わうことができるようだ。パブリッシャーが挑戦するシリーズの嚆矢として『Hotel Life: A Resort Simulator』がどれだけの出来栄えになるか、期待を寄せたいところである。
『Hotel Life: A Resort Simulator』は海外向けにPlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switchおよび、Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向けに配信予定。リリースは今年8月26日を予定している。