『PUBG』PC版アップデート後に誤BANされるとの報告。現在問題は修正されBAN解除、レベルアップ券付与
PC版『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(以下、PUBG)』で3月24日、プレイヤーの誤BANが発生していたようだ。現在は、誤BANは解除されているとのこと。影響を受けていたプレイヤーの評判レベルも回復し、さらにサバイバーパス用の5レベルアップ券も付与される。
『PUBG』公式のサポートアカウントによると、3月24日に複数のプレイヤーが誤ってBANされていたとのことだ。原因は、クライアントアップデート後のファイルの検証エラーであったようだ。この報告の時点でエラーそのものは解決されていたようである。さらに続けて誤BANも解除されたと報告している。アップデートしたゲームファイルが、チート対策ソフトから不正な変更がなされたと誤って判断されたということだろう。
『PUBG』には評判システム(レピュテーションシステム)が存在する。プレイヤーの評価が0から5までの6段階で表示される仕組みだ。今回誤BANを受けたプレイヤーの評価も一時的に下がっていたようだが、現在は元通りに回復しているそうだ。またサバイバーパス用に5レベルアップ券も贈られる。ただしPC版のシーズン10は3月24日すでに終了している。おそらくシーズン11から使用できるのだろう。
また次期アップデート「11.1」のパッチノートも公開されている。火山マップのParamoがノーマルマッチとカスタムマッチで利用可能になった。南米の山岳地帯が舞台のマップで、プレイごとにランダムで地形が変化する。アップデートで地形が改良され、フィールド上の遮蔽物が追加されている。シークレットルームと補給物資ヘリコプターのスポーン率が上昇。BOTもマッチに追加されるようだ。
また今後のマップサービス計画についても発表されている。アップデート11.1からは、プレイ可能なマップは5つに限定するという。まずはKarakinをマップローテーションから外し、代わりにParamoを導入する。マップが増加してきたことで、人気の少ないマップのマッチメイキングの質を保証することが難しくなっていた。またマップを自由に選べない地域では、マッチにとりあえず入り、目当てのマップでなければ離脱するという行為も発生していたからだ。
あわせて、新要素としてフルトン回収機が追加される。フルトン回収機を地面で展開すると、バルーンがふくらみ空中に浮かぶ。飛行機が60秒以内にやってきて、バルーンを回収してセーフゾーンの中央へ向かう。ワイヤーに繋がれた最大4人のプレイヤーも一緒に持ち上げられて移動できる仕組みだ。任意のタイミングでワイヤーを切り離し、パラシュート降下が可能である。フルトン回収機では大胆な移動が可能になるが、上方の視界が開けた場所でないと使用できないので注意が必要だ。
またアップデート11.1からは、ランクマッチにも変更がある。シーズンが2か月間に短縮され、シーズンの開始日と終了日がサバイバーパスの日程と一致しなくなる。アイテムスポーン率も30%~40%上昇した。eスポーツモードと同様のファーミングスピードを実現して戦闘が行えるとのことだ。そのほか武器バランスの調整など、詳細なパッチノートはこちらから確認していただきたい。