ゲットレディトゥバレンタイン / Feb. 2nd
Gamers Geographic 日本語版ライター陣が一週間にプレイしたゲームについて街中から発せられるむせ返りそうなチョコの匂いを堪能しつつ思い出すのが[Now Gaming] です。毎週土曜定期更新予定。
Nobuki Yasuda – 風邪ひきました
体調不良飽きました。
古来より我らが日の本の国に伝わる民間伝承に「馬鹿は風邪を引かない」というものがあります。私は和風アニミストとして八百万の神々を信奉している ため、それを信じない理由はありません。そして先週土曜日に微妙に悪い体調をおしてプールで泳いだところ、病原体が力強く活性化し、慢性的な体調不良へと 帰結しました。
責任の所在を求めて責任者を探すのは不毛ですのでやめましょう。とにかく事実だけを結果として申し述べると「ひたすらけだるい一週間になりました」。私の知性はどこに消えたのか。
しかしゲームは遊びではありません。予定では今週は新作ばかりをプレイして「新作飽きました」とやるはずだったのです。その実現には失敗しました。ですが残滓はあります。
『BATTLEFIELD 4』やら『Counter-Strike Global Offensive』やら『スーパーマリオ3Dワールド』やらをちまちまプレイしつつ手をつけた新作がこれ、『Insurgency』。FPS ですチーム戦です対戦ですリアル系ですリーンあります弾薬はマガジン単位で管理されますテロリストと特殊部隊の対戦です。
(なかば騙されるような形で)フレンドと同時に開発しプレイしたところ、真っ先に感じたのは虚無感でした。なんてこった、またやってしまったか。これがゲームを積むメカニズムなのか。Steam の業なのか。
という直感はじつは間違いでした。存外面白いです。最初に遊んだマップがひどい設計だっただけです。『Call of Duty』方式のデスマッチ・フラグ奪取で『BATTLEFIELD』ライクに広大なマップ、かつ過疎で楽しいはずがありませんでした。コンパクトな爆破 ルールだとそこそこ楽しめます。
みんな遊ぼうぜ! オススメ! といったたぐいの作品では絶対にありえませんが、Source Engine でかつ Steamにて「独立系開発会社」タグがついているというだけで充分な存在価値があると思います。繰り返しますが「オススメはしません」。戦術的な FPS をプレイしたいだけならばもっと適切な作品があるはずです。それらに飽きてから触ってください。
Dimitri Toichi
UnFreeMan – つまさきがじくじくしてゲームどころではないのです
ここ数日間のあまりに急な冷え込みに、とうとう私の身をアレが襲ってきた。
私は一年を通じて冬という季節が最も嫌いだというのは以前この欄にて述べたとおり、だが、その最大級の理由がとうとう発現してしまった。痛すぎる。痒すぎる。
おかげで今週は通勤中のゲームを全く進めることができなかった。新作を1月は殆ど買わなかったので『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』のハードモードをオールコンプ目指してちびちび進めていたのだが、もうつま先のしもやけを我慢するのに精一杯でとてもゲームに集 中できないのだ。
今の私にとってはあぐらをかいて膝の裏でつま先を暖めながらゲームが遊べる自宅こそが最強なので、据え置き機、PCゲームを遊ぶチャンスではあるの だが、先述の通り1月の間は新作をほとんど購入しておらず『Risk of Rain』『Diablo2』を継続的に遊んでいたくらいで、キーカード4枚実績は解除できないしロクにハイルーンは落ちないしで内容的にも進展がない。 これはいけない。
とはいえ、来週は『ドンキーコング トロピカルフリーズ』『A列車で行こう3D』が出るし、再来週はPS4発売だ。年末年始はおしまいで、来週からはまた浴びるように新作ゲームを遊ぶ日々がはじまるだろう。そうあってほしい。
ちなみに、私がPS4を購入する理由は『KNACK』だ。今のところこれ以外の同発タイトルは眼中にない。海外先行発売だが、ゲーム内容に関わる情報も極力遮断してきた。この努力が報われることを切に願う。