PC版『宇宙戦士ガラクZ』がSteamで10月29日リリースへ、日本SFアニメに影響受けたローグライク全方位シューティングゲーム

米国のインディーデベロッパー17-Bitは、PC版『Galak-Z: The Dimensional(宇宙戦士ガラクZ)』をSteam向けに10月29日リリースすると発表した。

米国のインディーデベロッパー17-Bitは、PC版『Galak-Z: The Dimensional』(以下、宇宙戦士ガラクZ)をSteamで10月29日リリースすると発表した。本作はSFテイストとローグライク要素を盛り込んだ全方位シューティングゲームだ。すでに海外では今年8月にPS4版が発売されており、それに続き今月末にもPC版が登場することとなる。

『Borderlands』的2Dシューティング

『宇宙戦士ガラクZ』は、シミュレーションゲーム『Skulls of the Shogun』で好評価を獲得した17-Bitが2013年に発表したタイトルである。プレイヤーは自動生成される広大な宇宙空間を自機で冒険し、スキルツリーを成長させて自機を強化し、パーツを購入するための資金やレアアイテムを収集していく。ランダム生成されるマップ上で遊ぶ『Borderlands』のようなシューティングと捉えるとわかりやすいだろう。あるいは開発の17-Bitは、本作を「モダンな『Halo』と『Far Cry 3』の戦闘を2Dシューティングで描いた作品」とも説明している。

独特な操作感は『宇宙戦士ガラクZ』の魅力の1つで、PlayStation 4コントローラーにおけるLトリガーやRトリガーを押してブースターを操作し、機体の慣性を制御する。また「マクロス」などに影響を受けたというアニメーションビジュアルも美麗で、ブースター移動やロックオンからのミサイル発射、爆発アニメーションなどは見ているだけで楽しい。

なおPC版『宇宙戦士ガラクZ』では「アーケードモード」が新たに搭載される予定で、ミッションごとにチェックポイントがある状態でプレイ可能となっている。PC版『宇宙戦士ガラクZ』の価格は明らかにされていないが、北米PSNではPS4版が19.99ドルにて販売されている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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