ピンボールゲーム『Pinball FX』シリーズの新作が発表、2021年内にリリースへ。バトロワモード「Pinball Royale」を導入
デベロッパーのZen Studiosは1月28日、ピンボールゲーム『Pinball FX』シリーズの新作を発表した。2021年内にリリースする。
『Pinball FX』は、2007年のXbox 360向けのリリースを皮切りに多数のプラットフォームで展開しているピンボールゲームシリーズだ。プラットフォームによっては『Zen Pinball』としてリリースされている。直近の作品は『Pinball FX3』。Zen Studiosのオリジナルテーブルのほか、ピンボール機メーカーWilliamsの実機を再現したテーブル、また「スター・ウォーズ」や「Marvel」といった映画・アメコミ作品、あるいは『Portal』や『DOOM』などのゲーム作品とのコラボテーブルを、DLCとして配信している。
今回発表された新作は、開発元であるZen Studiosとしてこれまででもっとも野心的なプロジェクトであり、次世代の『Pinball FX』体験になるという。タイトルは、ナンバリングのない『Pinball FX』とされている。新たな技術を投入していちから開発していることなどからシリーズのリブートとして位置付けて、このシンプルなタイトルにしたそうだ。
本作がどのような作品となるのか、まだ具体的な内容は披露されていないが、新要素として多数のプレイヤーが同時参加するバトルロイヤルスタイルのマルチプレイモード「Pinball Royale」の存在が明かされている。また、新たなキャリアモード・チャレンジモード、クランシステムなども用意。さらに、リーグ・トーナメントといった競技プレイモードは刷新し、ユニークなかたちでコミュニティが参加できるという。このほか、イベントの実施やシーズンコンテンツの提供によって、常に新たなゲーム体験が待っている作品になるとのこと。もちろんビジュアルのアップグレードも実施し、テーブルについても新たなIPとのコラボレーションをおこなうとしている。
Zen Studiosは、今回の発表に合わせて独自のピンボール番組「The Pinball Show」を開始。第1回目の放送では、COOのMel Kirk氏が新作『Pinball FX』の発表について説明した。まだ詳細については話せないことが多いとし、対応プラットフォームについても“次世代コンソール”が含まれるとしたのみ。本作のさらなる情報については、同番組の今後の放送を通じて公開していくとした。