オープンワールド・ゾンビサバイバル『The Day Before』発表。パンデミック発生後、感染者がさまよう冬の米国

オープンワールド・ゾンビサバイバル『The Day Before』発表。パンデミック発生後、感染者がさまよう冬の米国。開発元は『DEAD DOZEN』『The Wild Eight』のFntastic。

Fntastic/MyTonaは1月28日、オンライン・オープンワールドサバイバルゲーム『The Day Before』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発売時期は2021年4〜6月(Q2)を予定している。Steamストアページの表記によると、日本語字幕・インターフェイスに対応するようだ。

Fntasticは、極寒地サバイバル『The Wild Eight』や、開発中止となった非対称マルチプレイホラー『DEAD DOZEN』を手がけてきたスタジオ。いずれも寒地を舞台とした作品であった。新作『The Day Before』は、ホリデーシーズンのデコレーションが残り、雪が降り注ぐ米国都市部や周辺の森林地帯が舞台となっている。

https://youtu.be/AI0k1V0t_SI


『The Day Before』は、パンデミック発生後の米国が舞台となるオープンワールドサバイバルゲーム。主人公はパンデミック発生前から昏睡状態にあったのか、目を覚ますと、かつて見慣れた世界ではなくなっていた。人肉を求め彷徨う感染者たちや、物資を奪うため殺しあう生存者たち。そんなアポカリプス世界にて生きのびるべく、立ち上がる。

主人公は廃墟と化した高層ビルや住宅、遺棄された車両などを調べ、物資を調達。銃器を手に、感染者や好戦的な他プレイヤーと戦うのだ。マップは都市部の外にまで広がるようで、車両に乗り広大で危険に満ちたオープンワールドを探索できるという。孤独な戦いというわけではなく、生存者コロニーにて物資を売買したり、他のプレイヤーと交流したりできるとのこと。生存者コロニーを助け、かつての文明社会を取り戻すべく戦うのだ。


トレイラーの画面左下には、空腹度・喉の渇き・体温を示すであろうアイコンが確認できる。これらのパラメーターの管理が求められるのだろう。映像の途中では吹雪が発生し、体温が急激に低下する場面も確認できる。負傷した際には包帯を作って回復するシーンもあり、クラフト要素があることもわかる。なおゲームの設定や都市部の雰囲気からか、トレイラーのコメント欄では『ディビジョン』を引き合いに出す声が多い。ただ、遠方に見える吊り橋の構造はゴールデン・ゲート・ブリッジのそれであり、ニューヨークというよりベイエリアに近いエリアを参考にしているのだろう。

Fntasticが過去に手がけた『DEAD DOZEN』は、Steam早期アクセス開始から3か月で開発終了を迎えてしまった。より大規模な作品となる『The Day Before』は、はたしてゾンビサバイバルファンの期待に応えることができるのか。『The Day Before』はSteamにて、2021年4〜6月発売予定だ。

【UPDATE 2021/01/28 11:55
日本語対応について追記。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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