Nintendo Switch『帰ってきた 魔界村』開発者によるゲーム紹介映像第1弾が公開。オリジナルへのオマージュや変更点を語る

Capcom USAは1月16日、『帰ってきた 魔界村』の開発者映像第1弾を公開。『帰ってきた 魔界村』にてプロデューサーを務める平林良章氏とPeter Fabiano氏が、本作を紹介している。

Capcom USAは1月16日、Nintendo Switch向け横スクロール・アクションゲーム『帰ってきた 魔界村』の開発者映像第1弾を公開。プロデューサーを務める平林良章氏とPeter Fabiano氏が、本作を紹介している。

本作は、1985年発売の『魔界村』と、1988年発売の『大魔界村』をモチーフにしながら、まったく新しい姿に生まれ変わった『魔界村』シリーズ最新作だ。主人公である王国の騎士アーサーは、大魔王によって連れ去られてしまったプリンセスを救うため、ふたたび魔界へと向かう。
 

 
『魔界村』シリーズは昨年35周年を迎え、ファンに長らく愛されてきた一方で、シリーズとしての新作は久しぶりとなる。本作のプロデューサー平林氏は、ここ数年の間にクラシックなゲームプレイを特徴とする作品がさまざま登場してきたことを受けて、『魔界村』シリーズをもう一度楽しんでもらいたいと考えるようになったと、『帰ってきた 魔界村』が生まれた背景を説明している。開発にあたっては、オリジナルシリーズのディレクターを担当した藤原得郎氏も参加しているという。

『魔界村』シリーズのゲームプレイについてFabiano氏は、良い意味で非常に難易度が高いことが特徴のひとつだと述べる。難所を突破するため何度も挑戦する楽しさが作品全体に詰まっているとし、こうした要素は『帰ってきた 魔界村』にも受け継がれているそうだ。なお、本作には4種類の難易度設定が用意されており、プレイヤーのスキルに合わせた楽しみ方もできる。
 

 
本作にはオリジナルシリーズへのオマージュも豊富に存在。たとえば、魔界最初のゾーンには『魔界村』と同じく「墓場」ステージが用意され、『大魔界村』をモチーフにした「処刑場」もある。本作では、オリジナルでの雰囲気を忠実に再現しながら変更も加えており、「墓場」に存在するウッディピッグの森では、プラットフォームアクションを追加。さらに、森自体が生きているかのような表現も取り入れている。

こうしたオマージュと新要素の組み合わせは、ボスキャラクターについても同様だ。たとえば『大魔界村』にも登場した巨大なシールダーとのバトルでは、振り下ろした斧によって足場が破壊されるなど周囲の環境が変化。自らの首を取り外して炎を吐く懐かしい側面もありながら、オリジナルシリーズとは戦いの流れが大きく変わっている。
 

 
帰ってきた 魔界村』は、Nintendo Switch向けに2月25日配信予定。開発者が本作を紹介する今回のような映像は、今後も随時公開していくとのことである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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