サイバーパンク風な“ゲーミングマスク”Razerから発表。大きな中学生のココロくすぐる虹色の口元

ゲーミング機器メーカーのRazerは1月12日、「Project Hazel」を発表した。「Project Hazel」は高い安全性は快適性を誇る高機能マスク。


【UPDATE 2021/01/13 17:44】
タイトルを「発売へ」としていたものを「発表」に訂正。

【原文 2021/01/13 11:59】
ゲーミング機器メーカーのRazerは1月12日、高機能マスク「Project Hazel」を発表した。今回公開されたものはプロトタイプであるとされ、価格や発売時期は未定。「世界でもっともスマートなマスク」を謳い、高い安全性や快適性を誇る。
 

https://youtu.be/FvWiCclESL8

 
Project Hazelは、アメリカの国立労働安全衛生研究所より認可を受けた「N95防護マスク」だ。高いバクテリアろ過効率に加えて、飛沫から口元を保護する耐流体性も備えているという。取り外しできる両サイドのファンは「ベンチレーター」と呼ばれる通風装置。マスクの内部を換気することで、浮遊粒子の少なくとも95%をろ過することができるとのこと。フィルターは透明なものを使用し、他人と会話する際にも口元が隠れないデザイン。暗くなると自動で内部のライトが点灯するため、相手に表情が伝わりやすくコミュニケーションしやすい作りとなっているそうだ。さらに内蔵マイクとアンプを通すことで、マスクをしていてもクリアな声で会話することが可能だ。

本製品は繰り返し使うことを想定されており、傷がつきにくく耐水性も高い。ベンチレーター内部のフィルターを取り換えることで、常に高いバクテリアろ過効率を保つことが可能だという。バッテリーは丸1日使っても十分な容量で、充電ケースもワイヤレスな作り。またマスクの充電ケース内部にはUVライトが取り付けられており、チャージするたびに自動で滅菌できる効果もある。本体を構成する素材はリサイクル可能なプラスチックで、無駄の出にくいエコロジカルな製品となっている。
 

 
通風機構が働いていることで清潔さが保たれるほか、快適度も高いという。喚起の際には冷たい空気を取り入れ、吐き出す息の熱を放出する設計となっている。マスク内部の二酸化炭素の蓄積を防ぐため、長時間着用していても頭痛やめまいを起こしにくいそうだ。またシリコンガードが顔にフィットするため、空気漏れを防ぎ、口元の動きを妨げない。耳にかかる力も少なく、マスクを顔の形に合わせてカスタムメイドすることもできるという。なお、「Project Hazel」は虹色に光る。ライトニングゾーンは2か所あり、カスタマイズが可能。RazerChroma RGBを搭載し、その表現色は1680万色におよぶという。

Project Hazelの価格や発売時期は今のところ不明。なおRazerはすでに繊維マスクも販売している。こちらは29.99ドル(約3100円)にて入手できるが、残念ながら光らないようだ。

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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