『GUILTY GEAR XX ACCENT CORE PLUS R』Steam版に「GGPO」正式実装。快適なネットワーク対戦を実現する低遅延通信技術
Steam版の『GUILTY GEAR XX ACCENT CORE PLUS R』(以下、GGXXACPR)にて10月29日からパブリックβテストが実施されていた、ロールバックネットコードを活用した低遅延通信技術(もしくは遅延軽減技術)「GGPO」が、本日12月23日より正式に実装される。βテスト中はGGPOを有効にするにあたりSteamクライアント上での設定が必要だったが、今回のアップデートによりデフォルトで「GGPO」が有効となる。
パブリックβテスト中との仕様の違いとして、以下が発表されている。
・対戦同期ズレを大幅に改善
・マッチング時のエラーを大幅に軽減
・稀に発生する強制終了バグを修正
・キャラクターセレクト画面から GGPO を適用(テスト版では対戦時のみ適応)
さらに、マッチング時に計測された対戦相手とのPING値に応じて、対戦前にロールバックのデフォルト遅延値を0~4Fの間で設定することが可能だ。この遅延値は推奨値も表示され、PING値が100ms以下なら0F、101~180msなら1F、181ms以上なら2Fが推奨値となる。GGPOとロールバックネットコード、PING値などの仕様や解説についてはInfilament氏がFightin’ Wordsに投稿したこちらの記事、もしくはそれを参考に日本語で解説した弊誌記事を参照していただければ幸いだ。
【UPDATE 2020/12/23 15:35】
Infilament氏の名前を修正
なお、GGPO正式実装に合わせて今回のアップデートでは6名まで入室可能、非対戦者は観戦もできるプレイヤールームや、自動保存され他プレイヤーとの共有もできるリプレイモードも実装されている。
本作『GGXXACPR』は12月22日より開催されている「#アークの年末年始 SP セール」にて、80%オフの296円で購入することができる。旧作とは思えないほどネット対戦人口も増えているようなので、経験者も新規プレイヤーもぜひ購入してみてはいかがだろうか。