『サイバーパンク2077』Steamにて、「57.4」から抜けられない人々続出。Steamインフラも圧倒する話題力
『サイバーパンク2077』が本日12月10日に発売された。PC(Steam/GOG.com/Humble)/PS4/Xbox Oneいずれのプラットフォームでもリリース開始されており、ポーランド生まれの超大作を世界中の人がプレイできる。PC版については、日本時間12月10日の9時からプレイ可能となっているが、遊べない人もいるようだ。
一部の人々というのは、Steamユーザーだ。Steam版においては、12月8時からプリロードが開始されている。67.1GBの本体ファイルを、前もってダウンロードしておけるわけだ。しかしゲームを遊ぶには、プリロードされたゲーム本体ファイルだけでなく、Day1アップデートファイル60.2GBをダウンロードする必要がある。そして、あと一歩までたどり着きながら、ダウンロードが終わらないという悲鳴が世界で響き渡っているという。
何が起きているのかというと、57.4GBにてアップデートファイルのダウンロードが止まっているのだ。完了を目の前にしながら、ダウンロードが止まってしまう悲劇。グローバルに発生している現象のようで、今世界中で「57.4」の数字が叫ばれている。『サイバーパンク57.4』とおちょくるユーザーもいるほど。ゲームのプレイを直前にして、進まないダウンロードに苦しめられる人々が続出しているわけだ。
本件に関しては、Steamのダウンロード全体に負荷がかかっているとも報告されている。それもそのはず、『サイバーパンク2077』は発売1時間半にして、すでに90万人以上のユーザーがプレイしている。そうしたユーザーが大量のファイルを一斉にダウンロードしていると考えれば、トラブルが発生することも理解できる。なお57.4GBで止まっているユーザー向けの解決方法としては、SteamのプロパティからDLCのボーナスコンテンツのインストールのチェックマークを外すことで、ダウンロードが進むと報告されている。DLCのインストールは後回しにすることで、解決する人もいるようだ。また放置していればそのままダウンロードが進んだという報告もあがっており、時間が解決してくれるケースもあるのだろう。
『サイバーパンク2077』はPC(Steam/GOG.com/Humble)/PS4/Xbox One向けに配信中。今すぐに遊びたいユーザーは、GOG.comでゲームを購入しプレイするのも手。CD Projektが運営する同プラットフォームでPC版を購入すれば、ゲームの全額が開発元へと行き渡る。