Nintendo Switch大型本体アップデート11.0.0配信開始。Nintendo Switch Online専用メニューが生まれるなど、多岐にわたる機能追加
任天堂は12月1日、Nintendo Switch本体アップデートバージョン11.0.0を配信開始した。「設定」の「本体」にある「本体更新」からアップデートが可能。バージョン11.0.0は今年4月以来のメジャーアップデートとなっており、さまざまな機能が追加されている。
主な主要機能の追加としては、HOMEメニューにNintendo Switch Onlineメニューが追加されたことがあげられる。これまではニンテンドーeショップにアクセスし、そちらを介してコンテンツを確認する形であった。本アップデートからは、Nintendo Switch Onlineのコンテンツを集積する機能が実装されたわけだ。残りの契約期間や、ニンテンドーカタログチケットの残数、預けているセーブデータなど、多岐にわたるコンテンツ項目がすぐにチェックできる。加入者にとって嬉しい機能追加になるだろう。
そのほか、本体に保存している写真や動画を無線経由でスマートフォンに転送できるようになったり、Nintendo SwitchとUSBで接続することで写真や動画をPCで転送できるようになったりと、アルバムまわりのファイルが快適になっている印象だ。ただしスマートフォンへの転送は都度QRコードの読み込みが必要だったり、PCとの接続においては「設定」の「データ管理」「画面写真と動画の管理」からUSB接続でパソコンにコピー項目を選び、PC側にNintendo Switchを認識させる必要あり。特定の手順を踏む必要があるので、公式サイトをじっくり読んでおこう。以下、公式サイトよりパッチノートを引用する。
HOMEメニューに「Nintendo Switch Online」を追加しました。
最新情報から加入状況の確認まで、Nintendo Switch Onlineのすべてのサービスをお届けします。
※ 一部の国や地域では、この機能は利用できません。
「セーブデータお預かり」で、バックアップしたセーブデータを自動的にダウンロードする機能を追加しました。
複数の本体に同じニンテンドーアカウントを連携してソフトを使用している場合に、ひとつの本体からバックアップされたセーブデータが、そのほかの本体にも自動でダウンロードされるようになります。
※ この機能を利用するには、「設定」→「データ管理」→「セーブデータお預かり」で設定をONにしてください。
※ 本体にセーブデータがないソフトは自動ダウンロードの対象にはなりません。ソフトごとに初回のみ手動でセーブデータをダウンロードする必要があります。
※ 「セーブデータお預かり」の機能を利用するには、Nintendo Switch Onlineへの加入が必要です。
「マイページ」に「トレンド」機能を追加しました。
フレンドが遊んだことのあるソフトや、最近遊び始めたソフトなどが確認できます。
※ 「プレイ記録の公開」を「非公開」にしているフレンドの情報は表示されません。
「アルバム」の画面写真や動画をスマートフォンに転送できるようにしました。
Nintendo Switchとスマートフォンを無線で接続して、「アルバム」に保存されている画面写真や動画を転送できます。画面写真の場合、一度に最大10枚まで転送することができます。
※ 接続にはNintendo Switchの画面上に表示されたQRコードをお持ちのスマートフォンで読み取る必要があります。くわしくはこちらのページをご確認ください。
「設定」の「データ管理」>「画面写真と動画の管理」に「USB接続でパソコンにコピー」機能を追加しました。
Nintendo SwitchとパソコンをUSBケーブルで接続して、「アルバム」に保存されている画面写真や動画をコピーすることができます。
※ パソコンとの接続には、USB充電ケーブル[HAC-010]、またはデータ転送に対応したUSB-IF 認証品のUSBケーブルが必要です。くわしくはこちらのページをご確認ください。
※ Nintendo Switchドックを経由した接続には対応していません。Nintendo Switch本体とパソコンを直接接続してください。
複数のダウンロード対象がある場合に、最初にダウンロードしたいものを選べるようにしました。
複数のソフトや更新データ、追加コンテンツをダウンロードしているときに、最初にダウンロードしたいものを選べるようにしました。
HOMEメニューで、最初にダウンロードしたい対象のソフトアイコンを選択し、「ダウンロードオプション」から設定することができます。
ユーザーに設定できるアイコンを追加しました。
スーパーマリオブラザーズ35周年を記念した12種類のアイコンを追加しました。
「ボタンの割り当てを変える」機能の「お気に入り」に名前を付けられるようにしました。
対応言語に「ポルトガル語(ブラジル)」を追加しました。
地域が「アメリカ大陸」、言語が「Português」に設定されている場合に、HOMEメニューや一部のソフトで使用される言語が「ポルトガル語(ブラジル)」になります。
いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました。