『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』体験版配信開始。セーブデータは製品版へ引継可能

スクウェア・エニックスは11月3日、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』の体験版の配信を開始。対象プラットフォームは、PS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Windows 10/Steam)。

スクウェア・エニックスは11月3日、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』の体験版の配信を開始した。対象プラットフォームは、PS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Windows 10/Steam)。体験版の想定プレイ時間は10時間と、物語の序盤が3Dモードでたっぷり遊べる内容になっているようだ。なお、体験版のセーブデータは製品版へと引継ぐことができる。

本作は、ナンバリングタイトル最新作であるRPG『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』に、多数の追加要素を加えた完全版だ。主人公は、辺境の地イシの村で育った青年。育て親であるペルラから、自身が「勇者」の生まれ変わりであると告げられたところから、世界の運命を巻き込んだ物語が始まる。

追加要素のポイントとなるのは、新規ストーリーの追加、キャラクターボイスの対応、3D/2Dモードの切り替えの3点だ。新規ストーリーは主人公の仲間たちにフォーカス。主人公と離れた場所で活躍する、仲間たちの知られざる物語が描かれるという。ストーリー内には、ホイミスライムの不思議な相棒ホミリンやサーカス団員のメンバーなど、無印版とは異なるパーティーメンバーを率いたバトルも待ち受けている。そして、無印版で未収録だったキャラクターボイスが追加されたことで、会話シーンや戦闘がより華やかに。もちろん、ボイス設定をオフにしておなじみの効果音で冒険することも可能だ。加えて、立体感ある3Dモードとは別に、ピクセルアートで表現された2Dモードも収録。昔懐かしい雰囲気の“ドラクエ”が楽しめる。アイテム探索がしやすい、3D酔いの心配がないといった利点もあるだろう。なお、3Dモード/2Dモードは、ゲーム内の教会にて切り替え可能だ。


そのほかにも、さまざまな新機能の追加や70以上の既存要素の改善がなされている。BGMにはオーケストラ音源が追加され、冒険の臨場感がアップ。フィールド移動は、ダッシュ機能の追加やキラーパンサーなどの新たな乗り物の登場でよりスムーズになった。バトルにおいては3段階のバトルスピードが選択可能になり、快適性が向上。「すべての敵が強い」「主人公がやられたら全滅」といった新たなしばりプレイも楽しめる。また、装備の見た目だけを変更する「見た目装備」も追加されており、新たに搭載されたフォトモードを用いて、お気に入りのコーディネートを旅の思い出として写真に残していくのも一興だろう。


なお、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』の発売は12月4日を予定している(Steam版は12月5日発売予定)。対応プラットフォームは、PS4/Xbox One/Nintendo SwitchおよびPC(Windows10/Steam/Epic Gamesストア)だ。価格は、パッケージ版/ダウンロード版ともに税別4980円。Xbox One版とWindows 10版については、Xbox Game Pass for ConsoleおよびXbox Game Pass for PCにも対応する。Nintendo Switch版については、既に発売済みの同タイトルから価格を改定。新たにパッケージ版も販売され、ゴージャス版に収録されていた全10話のボイスドラマDLCと、見た目が変わる専用装備やお助けアイテムがセットになった「冒険おたすけセット」も付属される。

いよいよ、さまざまなプラットフォームで楽しめるようになる本作。まずは本日配信された体験版で、一足先に勇者として冒険に出かけてみてはいかがだろうか。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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