ハクスラ系アクションRPG『アウトライダーズ』日本版2021年2月2日発売へ。異星で戦う三人称視点のCo-opシューター

スクウェア・エニックスが販売を担当するハクスラ系アクションRPG『アウトライダーズ』日本版2021年2月2日発売へ。『アウトライダーズ』は異星で戦う三人称視点のCo-opシューター。

スクウェア・エニックスは10月29日、『OUTRIDERS(アウトライダーズ)』を2021年2月2日に発売すると国内向けに発表した。すでに海外向けに2月2日リリース予定であると発表済みであったが、このたび国内向けにも同日発売となることが明らかとなった。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア)。PC版のみ日本時間2月3日の配信となる。またStadia版については、日本でのサービスが開始され次第の提供が予定されている。

『アウトライダーズ』は、未知の惑星を舞台とした三人称視点のアクションRPG。遮蔽物へのカバーリングを活用しつつ、銃撃と超人的スキルを組み合わせて戦うゲームだ。レアリティ区分のある戦利品収集や、クラス制スキルツリーを通じたビルド構築を味わえるハクスラ系の作品であり、ソロプレイおよび最大3人での協力プレイに対応している。


西暦2076年、滅ぼゆく地球を脱出した人類は、新天地を求め、地球に近い環境の惑星エノクへと足を踏み入れた。しかしエノクは時空が歪み電磁嵐が頻発する過酷な場所であった。植民計画は失敗に終わり、わずかな資源をめぐって人々が殺し合うようになっていく。主人公は先遺隊「アウトライダーズ」の一員。エノク着陸まもなくしてコールドスリープに入っており、30年後に目を覚ますと、いつの間にか超能力を宿すようになっていた。かくして覚醒した主人公は、エノク着陸時に受信した謎のシグナルの正体を突き止めるべく、活動を再開する。

主人公たちは多彩なバイオームが広がるエノクの地にて、反乱軍や突然変異したクリーチャーと戦いながら冒険を進めていく。選択できるクラスは4種類。炎や爆発による中距離攻撃を得意とするパイロマンサー。時間と空間を操り、敵背後へのワープや敵へのスロウ効果付与スキルを有するトリックスター。岩をまとった近接攻撃や防御力の高さが特徴のデバステーター。そしてタレットや重火器を使った後方支援を得意とするテクノマンサーだ。

本作には一般的な回復アイテムがなく、各クラスのスキル攻撃が体力回復につながるという、攻めの姿勢を報いる回復システムを採用している。たとえば炎使いのパイロマンサーであれば、炎状態になった敵を倒すと体力が回復するといった具合だ。ゲームの難易度は15段階あり、難易度が上がれば、それだけドロップする戦利品の質も良くなっていく。なお『Destiny』や『ディビジョン』といったルートシューター作品と比べられることの多い同作であるが、『アウトライダーズ』はライブサービスではなく、発売日に全コンテンツを収録すると告知されている。


各プラットフォームでの予約受付は、10月29日より順次開始(PS5ダウンロード版は後日開始)。パッケージ版はPS5/PS4のみの販売となり、希望小売価格は税別7980円。ダウンロード版は税込8778円。パッケージ版の初回生産特典およびダウンロード版の予約特典として「ヘルズ・レンジャーズ・パック」がついてくる。こちらは単体だと税込1540円で販売されるスキンアイテム類のセットだ。またPS4ダウンロード版では、予約特典としてPS4テーマが付与される。

同作は現行機版から次世代機版への無料アップグレードに対応しており、PS4からPS5、Xbox OneからXbox Series X|Sへと追加費用なしでアップグレード可能(後者はスマートデリバリー機能を活用)。そのほか、全プラットフォーム間のクロスプレイに対応すると、先日の海外発表時にアナウンスされている(関連記事)。


スクウェア・エニックスと、『Bulletstorm』『Gears of War: Judgement』などで知られるポーランドのスタジオPeople Can Flyがタッグを組んだ『アウトライダーズ』。発売日は2021年2月2日の予定だ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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