『ポケモン』ライクな育成MMORPG『Temtem』PS5版早期アクセス配信12月8日開始へ。エンドコンテンツ拡充もアナウンス

インディースタジオのCremaは10月28日、モンスター育成MMORPG『Temtem』のPS5版早期アクセス配信を12月8日より開始すると発表した。『Temtem』は『ポケモン』をリスペクトして開発されたMMORPG。

インディースタジオのCremaは10月28日、モンスター育成MMORPG『Temtem』のPlayStation 5版早期アクセス配信を12月8日より開始すると発表した。本作はすでにPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。フルリリース版の対応プラットフォームとしてはPlayStation 5/Xbox Series/ Nintendo Switch/PCが対象であり、こちらは2021年の発売を予定している。
 

 
『Temtem』は、『ポケットモンスター』シリーズをリスペクトして開発されたMMORPG。プレイヤーは「テムテム」と呼ばれるモンスターを捕まえ、育成することで自分だけのテムテム隊を編成する。「Airborne Archipelago」の世界を舞台に、全種類の「テムテム」を捕まえたり、他のテイマーとバトルしたりすることができる。今年1月にSteamにて早期アクセス配信を開始し、1か月で売上50万本突破するなど大きな反響を得てきた(関連記事)。

『Temtem』の世界は6つの主要な島に分かれており、PS5向け早期アクセス開始時には、そのうちの4つの島でプレイすることが可能。メインストーリーでは、これらの島々を30時間程度かけて冒険し、100体以上のテムテムを捕獲することが可能となっている。ストーリークリア後も、特殊ルールを課したランクマッチやキャラクターカスタム・ハウジングなどの要素が存在。毎週おこなわれるウィークリーチャレンジで道場に挑戦したり、色違いのテムテムを探したりといったやり込みも用意されているという。

なお『Temtem』では、それぞれの主要な島がアップデートされるごとに、本作の基本価格が上がる。リリース後の価格はアップデートごとに値上がりしていくため、早期に購入することが推奨されている。
 

 
また、今後バージョン1.0に到達するまでの数か月に追加されるコンテンツも紹介された。まずは新ストーリーが追加され、プレイヤーをキャンペーンモードのゲームクリアまで導くふたつの新たな島が出現する。さらに新しいテムテムが追加され、伝説級の特別なテムテムも3体現れるという。またサーバー全体の取引や、クラン戦を可能にする「Trading House」などのマルチプレイヤー機能も拡充されていくようだ。このほかメインストーリークリア後のエンドコンテンツも充実させていくという。

Steamにおける『Temtem』のユーザーレビューは「非常に好評」を示しており、2万1000件以上の評価のうち87%がポジティブな反応を示している。『ポケットモンスター』ライクなシステムながら、運要素を排した本作の戦闘はなかなかシビア。スタミナ管理等の戦略性も必要となるため、リスペクト元とは違った方向でハードな戦闘バランスとなっているようだ。現状のユーザー希望として多く見受けられるのは、金策システムの拡充。厳選に必要なトレードをおこなう上での資金確保に苦戦するプレイヤーが少なくないようだ。
 

 
『Temtem』PlayStation 5版早期アクセス配信開始は12月8日を予定している。PC(Steam)向けにはすでに4100円で早期アクセス配信しており、日本語にも対応している。また2021年にはXbox Series/Nintendo Switchも加えて、フルリリースを予定している。

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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