一撃必殺のサイバーパンク・パルクールACT『Ghostrunner』PC/Xbox One版配信開始。PS4/Nintendo Switch版は後日配信へ

 

パブリッシャーの505 GamesとAll in! Gamesは10月28日、サイバーパンク・パルクールアクションゲーム『Ghostrunner(ゴーストランナー)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC/Xbox Oneで、価格はSteam/Epic Gamesストア版が3184円(ローンチ割引価格)、Xbox One版は3980円。ゲーム内は日本語表示に対応する。

なお、本作はPlayStation 4/Nintendo Switch版も発売予定となっており、こちらの発売情報については近日中に発表される。

『Ghostrunner』は、デベロッパーのOne More Levelが手がけたパルクールアクションゲームだ。舞台となるのは、超巨大建造物ダーマ・タワー。この世界はとある大惨事によって荒廃し、ダーマ・タワーは人類にとって最後の避難所となっている。そこでは、キーマスターを自称するマーラと呼ばれる人物による支配が進み、人々は抑圧され、また暴力であふれていた。プレイヤーは、この建造物の創造者を名乗るアーキテクトの声に導かれながら、キーマスターを倒すべくダーマ・タワーの頂上を目指す。

ダーマ・タワーの内部は、未来的かつ退廃した雰囲気のあるサイバーパンクらしい環境となっている。本作はステージクリア制を採用し、敵を倒しながらステージを進み、目的地まで辿り着けばクリアだ。そして、バトルはワンヒット・ワンキル制により、プレイヤーも敵も一撃で死に至る。

主人公は刀を武器とし、一方の敵は銃で武装。装備的には不利な面があるが、主人公はダッシュに加え、感覚ブーストと呼ばれる能力を持っている。これを発動すると時間がスローになり、プレイヤーはその中で左右に移動可能。銃弾をかわしながら一気に距離を詰め、斬撃を叩き込むのだ。また、衝撃波などの攻撃アビリティの追加やスキル強化をおこなうブースター・モジュールと呼ばれるシステムも用意され、ゲームを進める中でキャラクターを強化できる。


ステージ内の移動には、パルクールアクションを求める場面を数多く用意。足場をジャンプアクションで飛び越え、ウォールランも駆使。壁から壁へと駆け抜けていくエリアも多い。そのほか、グラップリングフックにて高所に登ったり、大きなギャップを超えたりといったシーンもある。本作では、敵とのバトルだけでなく、こうしたパルクールパートも大きな割合を占めている。

敵の攻撃を受けたり、パルクールにてミスして落下すると死亡となるが、ロードなしでチェックポイントからすぐに再開可能だ。正確な操作で敵を排除し、パルクールをこなしていく本作は非常に難易度が高く、トライ&エラーを何度も繰り返しながらクリアを目指すことになるだろう。また、こうしたゲームプレイはスピードランの題材としてもうってつけだといえそうだ。

Ghostrunner(ゴーストランナー)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG)およびXbox One向けに配信中。PS4/Nintendo Switch版も後日配信される。また、2021年にはPS5/Xbox Series X|S版のリリースも計画されており、PS4/Xbox One版の所有者は無料アップグレードが可能となる予定だ。SteamとEpic Gamesストアでは体験版が配信されているため、興味のある方はまずこちらを試してみると良いだろう。