ツインスティックシューター『Messier111』Steamにて配信開始。レベルアップと神回避の果て、無限湧きする敵機の中に勝機はあるか
株式会社メルポットは10月21日、シューティングアクション『Messier111』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は520円。
『Messier111』は見下ろし視点型のツインスティックシューターだ。プレイヤーは小型の戦闘機となり、次々と現れる敵機を撃破することになる。はじめは数機ずつ出現する敵側の機体だが、生存時間が伸びるにつれその数は加速度的に増大。敵を撃ち落とすことから、徐々にひしめく敵を押しのけながらサバイバルするゲームプレイへと変化していく。テクニックを磨き、可能な限り長い時間の生存を目指すのだ。
出現する敵機は10種類以上。中程度のサイズの戦闘機から始まり、小型ながら大群で押し寄せフィールドを圧倒する編隊、球体状のオブジェクトなど多彩な機体が立ちはだかる。もちろんそれぞれ異なるパターンの弾を放ってくるため、直線的な射線や3WAYショットの方向を見切って回避を探る必要がある。いわゆる弾幕シューティング並の物量だが、常に動的に変化し圧倒的な情報量がひしめく戦場ではパターンで読み切ることが難しい。むしろ即座に広い視野を把握し、反射神経で攻撃を回避する力が求められるだろう。
プレイヤーの武器となるのは2種類のショット。さらに本作には成長の概念も存在しており、敵が落とした経験値オーブを獲得することで自機を強化することができる。時間が経つほど戦況が苛烈になる本作においては、序盤の生存難易度が低い時期においていかに早くレベルアップしておくかが攻略の鍵となる。
また戦いを進めていくと、プレイヤーを助ける頼もしいヘルパーも出現。自機に追従して援護射撃してくれたり、定点に配置することで固定砲台として敵陣を掃射してくれるサポート機も獲得できる。さらにここぞというタイミングでは、オーバードライブエネルギーを解放することで画面上の敵を一掃することも可能だ。
株式会社メルポットはゲーム開発事業を軸とする国内企業。VR・AR・XRのソフトウェア開発、3DCGアセット開発、ウェブサービスなどの企画開発に取り組んでいる。制作事例としては、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』におけるキャラ・モーション・背景などの3Dアセット制作全般や、『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』におけるイベントシーン作成などを手がけてきた。大作タイトルに携わった経験を糧に、同社としてははじめて企画・制作から販売までを手がける挑戦作だ。
『Messier111』はPC(Steam)向けに520円で配信中。