鳥になり絵本のような世界を進む横スクロールACT『羽ばたくヒーロー』Nintendo Switch版発表、10月22日配信へ

 

日本一ソフトウェアは10月15日、『羽ばたくヒーロー』をNintendo Switch向けに発表した。10月22日配信予定で、価格は1100円(税込)。本作は、オーストラリアのデベロッパーSubtle Boomが手がける横スクロール・アクションゲームだ。国内ではApple Arcade向けに先行配信されており、今回Nintendo Switch版のリリースが決定した。

『羽ばたくヒーロー』にてプレイヤーは、巣立ったばかりのひよっこコンゴウインコ「ビスケット」となり、“一鳥前”になるべく絵本のようなカラフルな世界を冒険する。ゲームプレイは、比較的短いステージをクリアしながらワールドマップを進んでいくかたちで進行。ローカル2人協力プレイも可能だ。道中ではさまざまな鳥たちと出会い、プレイヤーキャラクターを交代するステージも存在する。

本作は強制横スクロールとなっており、岩や樽などの障害物、あるいは敵キャラクターを、羽ばたいて上昇したり滑空して避けながらゴールを目指す。操作は1ボタンのみとシンプルにまとめられている。敵は、剣を持って待ち構えていたり、空から襲撃してきたり、大砲を撃ってくることも。横からぶつかるとミスになるが、頭を踏むと倒せるため余裕があるなら狙っていきたい。また、アイテム獲得によるダッシュ中は無敵となる。

ステージ内には収集アイテムのコインのほか、マップのさらなるエリアへと通じる扉を開くために必要な羽が配置されており、さらに救出すべき動物がいることも。障害物を避けながらそうしたアイテムなどを獲得していくには、繊細なボタン操作が求められるだろう。また、各ステージには追加の羽を獲得できる条件が設定されており、それをこなすことも目標のひとつとなる。


道中で出会う鳥は、それぞれ主人公のビスケットとは異なる特徴を持っている。たとえば、ペンギンのペニーは通常はミスになってしまう海の中に潜ることが可能。ウズラのラッキーは、一度羽ばたいて下降するとふたたび上昇はできないが、地上を速く走ることができる。ステージもそれぞれの特徴に合わせたレイアウトになっており、プレイスタイルを変えながら冒険を進めていくのだ。

プレイヤーキャラクターにはカスタマイズ要素も用意されており、羽根やクチバシなど各パーツの色を細かく変更可能。ステージ内では、新たな色を増やせるパレットが配置されていることもあり、それを獲得することも目標となる。さらに、オリジナルステージを作成できるモードも収録。ここで使用できる追加オブジェクトもステージ内で獲得できる。作成したステージはオンラインで共有でき、本作にはほかのプレイヤーが作ったステージに挑戦する楽しみもある。

羽ばたくヒーロー』は、Nintendo Switch向けに10月22日配信予定だ。