異星アクションRPG『アウトライダーズ』海外発売日は2021年2月2日に決定。銃撃と超人的スキルを組み合わせた、ハクスラ系TPS
スクウェア・エニックスは10月9日、『OUTRIDERS(アウトライダーズ)』を2021年2月2日に発売すると海外向けに発表した。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア)。全プラットフォーム間のクロスプレイに対応するほか、PS4版からPS5版への無料アップグレード、Smart DeliveryによるXbox One版からXbox Series X|S版への無料アップグレードに対応する。
同作は未知の惑星を舞台とした三人称視点のアクションRPG。遮蔽物へのカバーリングを活用しつつ、銃撃と超人的スキルを組み合わせて戦うゲームだ。レアリティ区分のある戦利品収集やクラス制スキルツリーを通じたビルド構築を味わえるハクスラ系の作品であり、ソロプレイおよび最大3人での協力プレイに対応している。
気候変動により滅びゆく地球から脱出した人類は、新たな住処を求めて惑星エノクに降り立つ。だが頻発する電磁波により精密機器を使えず、時空の歪みも発生するという苦しい状況に。わずかな資源を巡って人間同士が争う、荒廃した世界だ。主人公は、エノク着陸まもなくしてコールドスリープに入り、30年後に目を覚ました傭兵。いつの間にかDNAを組み替えられ、超能力を宿すようになっていた。目覚めた傭兵アウトライダーズたちは、エノク着陸時に受信した謎のシグナルの正体を突き止めるべく、活動を再開する。
選択できるクラスは4種類。炎や爆発による中距離攻撃を得意とするパイロマンサー。時間と空間を操り、敵背後へのワープや敵へのスロウ効果付与スキルを有するトリックスター。岩をまとった近接攻撃や防御力の高さが特徴のデバステーター。そしてタレットや重火器を使った後方支援を得意とするテクノマンサー。それぞれ固有のスキルを有しており、強みを活かした立ち回りと戦術によって敵をせん滅していく。なお本作には回復アイテムがなく、各クラスのスキル攻撃が体力回復につながっていくという、攻めの姿勢を報いる回復システムを採用している。たとえば炎使いのパイロマンサーであれば、炎状態になった敵を倒すと体力が回復するといった具合だ。
主人公たちは多様なバイオームが広がるエノクの地にて、反乱軍や突然変異したクリーチャーと戦いながら、冒険を繰り広げていく。各所にあるハブエリアではNPCから情報を聞き出せるほか、装備品の売買、サイドクエストの受注などが可能。オープンワールドではなく、ひとつのエリアから次のエリアへと進んでいく中で、クエストを進行する。ゲームの難易度(World Tiers)は15段階あり、敵を倒したり物語を進めたりすることで、より高い難易度がアンロックされる。難易度が上がれば、それだけドロップする戦利品の質も良くなる仕組みだ。
開発を担当するのはポーランドのPeople Can Fly。『Bulletstorm』や『Gears of War』シリーズを手がけてきたスタジオだ。ルートシューター系のゲームというと、近年ではライブサービスとして運用されることが多いが、『アウトライダーズ』はライブサービスではなく、発売時に全コンテンツを遊べると告知されている。クリアまでの想定プレイ時間は30~40時間。サイドミッションまで含めると50~60時間程度とのことだ(弊誌試遊レポート記事より)。
『アウトライダーズ』は2021年2月2日海外発売予定で、対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Gamesストア)。2021年内にはStadia版も予定。国内向けの発売も決まっており、国内発売日の発表が待たれる。