父親の過酷な旅路を描くアクションADV『Unto The End』PS4/Nintendo Switch版が2020年冬に国内配信決定

Eastasiasoft Limitedは10月6日、『Unto The End』のPlayStation 4/Nintendo Switch版を、2020年冬に日本で配信すると発表した。『Unto The End』は、家族の元に帰るため命懸けの旅をおこなう父親のアクションゲーム。

パブリッシャーのEastasiasoft Limitedは10月6日、『Unto The End』のPlayStation 4/Nintendo Switch版を、2020年冬に日本で配信すると発表した。本作は、カナダを拠点にする夫婦ふたりのスタジオ2 Ton Studiosが手がけるアクション・アドベンチャーゲームだ。

『Unto The End』は、家族の元に帰るため命懸けの旅をおこなう父親を主人公とする、サイドビューのアクションゲーム。洞窟に広がる地下廃墟や険しい山岳地帯など、厳しい自然環境を表現するステージでは、大きな岩が崩れてきたり、奈落が存在していたりと死に直結する地形や罠が存在する。慎重に歩みを進め、時に足場を飛び越えながら先に続くルートを見出さなければならない。

ステージではモンスターに遭遇することもあり、歯ごたえあるバトルは本作における大きなゲームプレイ要素だ。プレイヤーはロングソードを装備しており、上段・下段攻撃を使い分けることが可能。敵も同様に武器を扱うため、上段・下段ガードにて防御するか、ドッジロールなどで回避しながら攻撃を当てていく。上手く連続ブロックすれば敵を怯ませれることができ、反撃のチャンスとなるだろう。


武器としてはほかにダガーも持っており、こちらは投げて遠距離攻撃が可能。ただし、投げた後は拾って回収しないとふたたび使うことができない。メイン武器のロングソードについても、敵の攻撃を受けてダウンすると落としてしまうことがあり、拾うまでは素手になってしまう。バトルでは複数の敵と相対することもあり、敵の動きを注意深く観察しながら、戦略的に立ち回ることは重要。本作は全体的にモーションに重量感があり、ひとつひとつの攻撃に対応していく緊張感あるゲームプレイとなる。

ステージ内や倒した敵からは、ハーブや木の枝、毛皮、骨などの素材アイテムを入手することができる。本作にはクラフト要素が用意されており、焚き火のある場所にて素材を組み合わせて回復薬を作ったり、アーマーのアップグレードなどが可能だ。ゲームを進める中では、アイテムを取引する機会も訪れるという。

Unto The End』は、PS4/Nintendo Switch向けに2020年冬配信予定。また、PC/Xbox One版の発売も予定されており、Steamでは体験版が配信中。興味のある方は、まずはこちらを試してみると良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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