スケボーゲーム『トニー・ホーク プロ・スケーター 1+2』予約者向け体験版を本日夜から配信。シリーズ1作目の人気ステージをプレイ可能

Activisionは8月15日、スケボーゲーム『Tony Hawk’s Pro Skater 1 + 2(トニー・ホーク プロ・スケーター 1+2)』の予約購入者向け体験版を配信開始する。先行プレイの内容もお届けする。

Activisionは8月15日、スケボーゲーム『Tony Hawk’s Pro Skater 1 + 2(トニー・ホーク プロ・スケーター 1+2)』の予約購入者向け体験版を配信開始する。同社からPS4版の体験版コードを先んじて提供いただいたため、その内容と本作の概要を紹介したい。

『トニー・ホーク プロ・スケーター 1+2』は、1999年に発売された『Tony Hawk’s Pro Skater』と翌年発売の『Tony Hawk’s Pro Skater 2』をセットにし、Unreal Engine 4を用いてフルリメイクした作品だ。スケボーゲームを代表する作品のひとつである本シリーズの原点であり、ここからさまざまな進化を重ねていくことになるが、両作の収録ステージを愛するファンは多い。それらを最大4K解像度の最新グラフィックかつ60fpsにて楽しめるわけだ。さらに追加要素も用意されている。

体験版では、『Tony Hawk’s Pro Skater』に収録されていた「Warehouse」ステージにて、2分間のセッションをプレイ可能。製品版では、おそらく指定のスコアを獲得したり、S・K・A・T・Eの各文字を集めたり、あるいは隠しテープを探したりといったチャレンジを、この2分間のあいだに挑戦することになるだろうが、今回の体験版はフリープレイのみ。もちろん何度でも再プレイ可能だ。また、プレイアブルキャラクターはTony Hawkに限定されている。


オリジナル版を知っているプレイヤーなら、あの「Warehouse」のレイアウトが当時のまま再現されていることに、まず頬が緩んでしまうことだろう。ふたつの大きなスロープに、窓を割って侵入可能な小部屋の下にあるハーフパイプ、くの字に曲がったレールなど、ステージの特徴をそのまま再現している。一方でグラフィックは現代的に進化。グラフィティや壁の汚れを足し、またオブジェクトの素材や配色などを変えながら、雰囲気ある空間を演出している。

本作のゲームプレイは、×ボタンでプッシュ/オーリー、□ボタンでフリップ、△ボタンでグラインド、○ボタンでグラブとなっており、方向キーとの組み合わせでトリック(技)を出していく『Tony Hawk’s Pro Skater』シリーズお馴染みのスタイル。トリックを決めてゲージを溜めると、スペシャルトリックを出すことができる。Tony Hawkの場合は代名詞の「The 900」などが可能で、ほかのトリックを割り当てるカスタマイズも可能だ。

さらに本作には、マニュアルやリバート、スパイン・トランスファー、ウォールライド、ウォールプラントなど、オリジナル版以降のシリーズ作で導入されたトリックも追加されている。これにより、たとえばランプでのエアトリックの着地と同時にリバートして、マニュアルへとコンボを繋げたり、グランドから壁に向かってジャンプし、ウォールプラントにて反転してふたたびグラインドに繋げたりといったプレイが可能だ。


先述したように今回の体験版はフリープレイのみのため、そうしたトリックの扱いを含め『Tony Hawk’s Pro Skater』シリーズならではのシステムを学んだり、2分間でのハイスコアに挑戦したりといった楽しみ方になるだろう。特定のオブジェクト間でトリックを決めるとカウントされる「Gap」も実装されているため、それを探すのも良いかもしれない。

製品版では、Tony Hawk以外にも多数のプロスケーターが使用可能。オリジナル版に登場したスケーターだけでなく、たとえば日本の若手スケーター西村碧莉氏も収録される。サウンドトラックについても、Rage Against the MachineやAnthraxなどがオリジナル版に提供したものから、新たなアーティストの楽曲も多数収録。そのほか、スケーターのカスタマイズや、スケートパークをデザインできる「Create-A-Park」モードなども楽しめる予定だ。

トニー・ホーク プロ・スケーター 1+2』は、PC(Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One向けに9月4日発売予定。各ストアにて予約購入すると、この「Warehouse」ステージをプレイできる体験版を入手可能。Activisionによると、8月15日午前0時からプレイできる予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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