高難度2Dアクションゲーム『Cuphead』PS4版発表、本日配信へ

インディースタジオのStudio MDHRは7月29日、2Dアクションゲーム『Cuphead』のPlayStation 4版を、本日7月29日に配信すると発表した。『Cuphead』は、1930年代のカートゥーンアニメから影響を受ける2Dアクションゲームだ。

インディースタジオのStudio MDHRは7月29日、2Dアクションゲーム『Cuphead』のPlayStation 4版を、本日7月29日に配信すると発表した。本作は日本語に対応し、日本でも全対応プラットフォームで配信されてきたため、PS4版も国内配信されるものと思われる。

『Cuphead』は、1930年代のカートゥーンアニメから影響を受ける2Dアクションゲームだ。主人公はカップヘッドとマグマンの兄弟。ふたりはカジノオーナーのデビルと、タマシイを賭けた大勝負に臨むも負けてしまい命乞い。そこでデビルは、逃亡した債務者たちのタマシイを集めてくれば見逃してやると提案し、カップヘッドとマグマンはインクウェル島を冒険することとなる。

プレイヤーは、カップヘッドあるいはマグマンとしてプレイ。ローカルでの2人協力プレイにも対応する。指先から撃ち出すショットなどを駆使して、横スクロールのラン&ガンステージや、飛行機に乗ってのシューティングステージに挑戦。そして、個性的かつ巨大なボスたちと戦う。コインを集めれば、ショップにて新たなショットやスキルを入手可能だ。

本作に向けてはDLC「Delicious Last Course」が開発中。また新たな島を冒険し、Chef Saltbakerというシェフを助けるために、さまざまなボスに立ち向かう内容になるという。さらに、第3のプレイアブルキャラクターとして、本編の霊廟にいた「伝説の聖霊チャリス」が実体化して登場。彼女は2段ジャンプが可能など、カップヘッドとマグマンとは異なる特徴を持っている。開発元Studio MDHRによると、まだ開発中であり配信までにはもう少しかかるとのこと。なお、このDLCはPS4版を含め全機種同時配信予定とのことだ。

『Cuphead』は、PC/Xbox One版向けに2017年に発売され、2019年にはNintendo Switch版も発売。古いカートゥーンアニメをリアルに再現したビジュアルが評判を呼ぶ一方で、非常に難易度の高い作品としても話題に。2019年9月時点で、売り上げ500万本を超える大ヒットとなっている。また、FUNKO POP!をはじめとするグッズ展開や、小説版のリリース、さらにNetflixでは「The Cuphead Show」としてアニメ化も進行中。今回のPS4版の配信もあり、『Cuphead』はさらなる盛り上がりを見せることとなりそうだ。

【UPDATE 2020/7/29 10:25】
PS4版『Cuphead』の配信が国内向けにも開始された。あわせて、日本語のPS4版アナウンスメントトレーラーも公開されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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