『Assassin’s Creed』や『Tom Clancy』のUbisoft、屋内の「次世代テーマパーク」をマレーシアに建設へ

Ubisoftは公式ブログUbiblogに て、同社のゲームIPを起用したUbisoftゲーム専用のテーマパークをマレーシアのクアラルンプールにオープンすると発表した。

Ubisoftは公式ブログUbiblogに て、同社のゲームIPを起用したUbisoftゲーム専用のテーマパークをマレーシアのクアラルンプールにオープンすると発表した。2020年を予定。1 万平方メートルの屋内パークには、さまざまなライドやショー、アトラクションなどが登場するという。いずれもUbisoftのゲームやキャラクターをテー マにしたものだ。

Ubisoftのテーマパークプロジェクトは、Ubisoft Motion Picturesの幹部Jean de Rivieres氏が統率する。同氏はフランスのアミューズメントパーク「フェテュロスコープ」へと『Rabbids』のライドを登場させたことがあり、 同ライドは賞を受賞したこともあるという。テーマパークの建設は現地のデベロッパーRSGが行い、クリエイティブ面での指揮権はUbisoftが持ってい る。

まだ現時点でどのようなタイトルがテーマパークに登場するのかは明らかにされていないが、前述の『Rabbids』に加え『Assassin’s Creed』や『Tom Clancy』、『Far Cry』や『Just Dance』など、Ubisoftはさまざまなシリーズを有している。海外のイベントComic-Conでは、『Assassin’s Creed』シリーズのパルクールを体験できるイベントが例年開催されており、こういった体感型のアトラクションが遊べるのかもしれない。コアゲーマーな ら、『Far Cry』のように森林をかき分けてゲリラになりきったり、『Splinter Cell』のごとくエージェントとしてステルスプレイを楽しみたいところだろうか。

なお海外メディアIGNでは、『Assassin’s Creed』や『Just Dance』、『Rabitts』等の作品がテーマパークに登場するとも報じている。

中国にてオープンされたという『World of Warcraft』チックなテーマパークを 除けば、ゲーム専門のテーマパークは非常に珍しい存在だろう。ただ今年5月には、任天堂がUSJと提携し、『スーパーマリオブラザーズ』などのキャラク ターを起用したアトラクションを登場させることで同意していた。今後、テーマパークにゲームのキャラクターが登場しゲームの世界観がある、というのも当た り前になっていくのかもしれない。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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