スピードラン夏の祭典「Summer Games Done Quick」のスケジュールが公開。今年は完全オンラインにて開催

チャリティースピードランマラソンイベント「Summer Games Done Quick」のスケジュールが公式サイトにて公開された。今年はCOVID-19を考慮してオフラインでのイベントを断念、全日程オンライン開催という判断が下された。

年々その知名度と規模を増していくチャリティースピードランマラソンイベント「Summer Games Done Quick」(以下、SGDQ)のスケジュールが公式サイトにて公開された。今年はCOVID-19を考慮してオフラインでのイベントを断念、全日程オンライン開催という判断が下された。スケジュールは8月の16日から23日。日本時間では17日の0時30分からの開始となる。

SGDQはさまざまなゲームのスピードランをリレー形式で配信し、ドネーを募るチャリティーイベントだ。同様の形式のスピードランマラソンイベントはほかにもあり、日本でも「RTAinJapan」がよく知られているが、SGDQ(とAGDQ)はその中でも最大の規模のものとなる。配信されるスピードランは全て解説者、もしくは走者本人による解説付きで行われるので、初見のゲームでも楽しめるようになっている。

つい先日公開された今年のスケジュールでは、1週間にわたるSGDQ Online 2020にて披露されるゲームたちの内容と予定を確認することができる。今回開幕を飾るのはPS5でのリメイクが発表されたばかりの『Demon’s Souls』。初日には他にも『ICO』『スーパーマリオオデッセイ』『聖剣伝説2』『星のカービィ 鏡の大迷宮』などの有名タイトルが並んでおり、見応え抜群となるだろう。

SGDQでは限られた時間の中でなるべく多くのゲームと走者に機会を与えるため、長いスピードランの数は絞られる傾向がある。そんな中で今回の「長時間枠」を勝ち取ったゲームは『Alien: Isolation』(予定時間3時間)、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD』(予定時間3時間半)、『The Last of Us』(予定時間3時間)、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』協力ランダマイザー(予定時間3時間)、『ポケットモンスター シールド』(予定時間4時間25分)、そして『ファイナルファンタジーVII リメイク』(予定時間7時間20分)の6タイトルとなる。ちなみに、『ポケットモンスター シールド』は、今回のイベントの大トリを務めるタイトルでもある。


今年3月に発売された『ロックマンエグゼ』ライクなローグライトアクションとして人気の『One Step From Eden』や、名作の続編として非常に高い評価を受けている『DOOM Eternal』などの新作タイトルもその名前を並べている。『東方文花帖』『ケツイ〜絆地獄たち〜』『怒首領蜂最大往生』の弾幕STGゾーンもGDQでは比較的新しい試みで、半年前のAGDQでの『虫姫さまふたり』への反響を受けてのものだろう。

本記事で触れた以外にも大量のゲームのスピードランが予定されているので、ぜひ自分でスケジュールを確認してみてほしい。前述したようにゲーム自体が初見でも楽しめるように配慮されたイベントではあるが、走られているタイトルを実際にプレイ済だと面白さは何倍にもなる。イベントまではまだ1か月ほどあるため、スケジュールで気になる未プレイタイトルがあるのならばSGDQまでに触れてみるのもいかがだろうか。

Mizuki Kashiwagi
Mizuki Kashiwagi

PCとPS4をメインで遊んでいます。自分で遊んでも、観戦していても面白いような対戦ゲームが好きで、最近は格闘ゲームとMOBAをよく遊んでいます。

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