『VALORANT』パッチ1.03公開。ガーディアンは値下げされ尖った性能に、アンレートは8割賛成で降参成立
Riot Gamesは『VALORANT(ヴァロラント)』のパッチ1.03を公開した。ガーディアンが安価になり、より遠距離に特化した性能へ変化する。降参システムは、アンレートでチームの8割が賛成することで降参が成立するようになった。パッチ自体はコンパクトながら、利便性が向上する要素が多く含まれている。
武器のアップデート
ガーディアンの性能が変化する。
・価格が低下:2700クレジットから2500クレジット
・ 発射速度が低下:6.5から4.75
・ 貫通力が増加:中から高
・入力キュー(入力後発射までの時間)を変更:0.083から0.1175
ガーディアンの価格は、上位武器のファントムやヴァンダルとほぼ同じ2700クレジット。節約ラウンドには高価な一方で、上位武器としてはいまひとつな性能だった。Riot Gamesは、同武器を「長射程で高精度のライフル」にしたいと考えているという。近距離戦で想定以上に強さを発揮していたところに目をつけ、発射速度を低下させた。また貫通力を中から高へ増加させ、「長射程の万能武器」というガーディアンの性能が引き立つ変更が加わった。
モードのアップデート
スパイクラッシュに新オーブ「ツインハンター」が登場。このオーブを取得すると、2体のオオカミが現れて敵を追いかける。2体のオオカミはもっとも距離が近い2体の敵を追跡する。オオカミは、敵を発見すると移動速度が上昇して敵へぶつかる。オオカミにぶつかった敵は、4秒間移動速度低下と視界悪化の効果を受けてしまう。オオカミのHPは150で、オオカミをキルするか15秒経過すると消滅する。スプリットのオーブの位置も変更され、ディフェンス側のミッドのオーブが高台へ移動。このマップにおけるディフェンス有利が少し緩和することになるという。
利便性のアップデート
アンレートモードで降参成立な賛成投票は100%から80%に変更される。両モードで降参投票を開始できるのは、ラウンド8からラウンド5に変更される。ただしコンペティティブモードでは引き続きチーム全員が賛成したときのみ降参可能。さらに降参投票開始ボタンがゲームメニュー内に追加される。
コンペティティブモードでは、降参を行うと残りのラウンドは全て敗北としてカウントされてしまう。一方アンレートモードはランク変動などのシステムがなく、勝敗は比較的重要ではない。現状では全員の賛成がないとなかなか降参が成立しないことから、アンレートに限り賛成票の割合が緩められた。降参投票を開始するときもチャットで「/ff」と入力しなければいけなかったが、メニュー内ボタンから開始できるようになり、便利になっている。
パッチ1.03ではほかにもUIの改善や、不具合の修正が含まれている。マップの一部でプレイヤーやスパイクがすり抜けていた問題も修正されているようなので、詳細はこちらのパッチノートにて確認していただきたい。