『マインクラフト』ネザーアップデートが全プラットフォームにて本日配信。新たなバイオームによって生まれ変わったネザー全域を紹介
Mojangは日本時間の6月24日、『Minecraft(マインクラフト)』の大型アップデートとなるネザーアップデート(Ver.1.16)の配信をする。アップデートの対象となるのはJava版(Java Edition)および統合版(Bedrock Edition)の双方。本日より、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Android/PCなどでも、新たなバイオームやブロック、鉱石などによって生まれ変わったネザーが体験できる運びとなった。まずJava版の配信が開始され、おって他プラットフォームにも適用される。
今回のネザーアップデートにて、ネザー内に新たな4つのバイオームが追加される。真紅の森(Crimson Forest)は、真紅色の胞子が空中を渦巻く神秘的なエリア。クリムゾンキノコ(Crimson Fungus)や赤いツル(Weeping Vines)、ソウルランタン(Soul Lantern)といった新ブロックが存在し、新Mobとなるピグリンやホグリンが生息している。ピグリンは金の防具を身に着けているプレイヤーに友好的で、金インゴットを渡すとポーションや黒曜石といったアイテムが入手できる。ホグリンはクリムゾンキノコを与えた2匹を近づけることで繁殖させることが可能だ。なおピグリンやホグリンは地上(オーバーワールド)に滞在することでゾンビ化し、より攻撃的なピグリン(Zombified Piglins)やゾグリン(Zoglin)に変化する。
ソウルサンドの谷(Soulsand Valley)は、水色に霧がかったエリアに多くの化石が点在し、鍾乳石のような玄武岩(Basalt)が立ち並んでいる。随所でソウルソイル(Soul Soil)や玄武岩が採掘できる。ソウルソイルは着火すると魂の炎(Soul Fire)が燃え上がり、青色にほんのり輝く松明(Soul Fire Torch)やキャンプファイヤー(Soul Campfire)、ランタン(Soul Lantern)をクラフトすることができる。
歪んだ森(Warped Forest)は、青みがかった濃い霧に包まれたほの暗く不気味なエリア。新種のキノコ(Warped Fungus)が新種のツル(Twisting Vines)が生い茂っており、新たな光源ブロックとなるシュルームライト(Shroomlight)が辺りを照らしている。森にはエンダーマンがスポーンする。
玄武岩デルタ(Basalt Deltas)は、新ブロックの玄武岩や黒い石(Blackstone)で覆われたエリア。エリア内には、ガストやマグマキューブなどがスポーンする。黒い石を素材とすることで、半ブロックや壁、階段がクラフト可能。黒い石を組み合わせることで「磨かれた黒い石(Polished Blackstone)」がクラフトでき、さらにそれを組み合わせることで「磨かれた黒い石のレンガブロック(Polished Blackstone Bricks)」もクラフトできる。
これら4つのバイオームを追加したネザー全域には、原石となる古代の破片(Ancient Debris)が生成される。深層になるほど生成の確率が上がるようで、採掘するにはダイヤモンド以上の道具が必要となる。原石を精錬することで新たな鉱石となる「ネザライトの欠片」がクラフトできる。さらに欠片を加工してネザライトインゴットをクラフト、鍛冶台にてダイヤモンド装備をアップグレードすると上位互換となるネザライト装備が入手できる。ネザライトの防具は防御力がアップするほか、ノックバック耐性が付与される。さらに溶岩への耐性があるため、燃えてしまう心配がない。またネザライトの道具類は、ダイヤモンドのものよりも採掘速度がアップする。
そのほか、化石の構造物となるネザー化石(Nether Fossil)やピグリンやホグリンがスポーンする要塞(Bastion Remnant)といった新たな構造物が登場する。ネザーの溶岩上にはストライダーと称する新Mobが生息するようになり、鞍を装着すると乗ることができるようだ。また、矢やトライデントなどを当てることでレッドストーン信号を発生させる「ターゲットブロック」、ソウルサンドとソウルソイルの上を歩く時の速度が上昇する新エンチャント「ソウルスピード(Soul Speed)」など、さまざまな新要素が追加されている。遊び慣れたプラットフォームで新たなネザーを体験してみてはいかがだろうか。
『Minecraft(マインクラフト)』のネザーアップデート(Ver.1.16)は本日より配信される。さらなる詳細を確認したい方は、Java Edition向けのパッチノートを確認しておこう。