PS4『ゴースト オブ ツシマ』マスターアップ報告。期待の対馬オープンワールドゲームは、7月17日発売
ゲームスタジオSucker Punch Productionsは6月23日、『ゴースト オブ ツシマ』のマスターアップを報告。7月17日の発売に向けて、製品版マスターデータがついに完成した。同作はPlayStation 4用タイトルとして開発された、オープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲーム。『inFamous』シリーズによりオープンワールドゲームづくりに定評のあるSucker Punch Productionsの最新作だ。
日本ならではの美しい風景を描く『ゴースト オブ ツシマ』は、蒙古襲来を題材とした作品である。モンゴル帝国に攻め込まれた1274年の対馬が舞台となる。対馬は、モンゴル軍の圧倒的な兵力を前にして窮地に立たされていた。そんな中、武士団の生き残りである境井仁(さかい じん)が、故郷の土地や住民を守るため、再び戦いに身を投じる。武士の道から外れ、冥土から蘇った武者「冥人(くろうど)」となりながら。
今年5月に入ってから同作の情報公開が活発になり始めており、以下のゲームプレイトレイラーでは「探索」「戦闘」「カスタマイズ」という主要素の概要や、風の方向を変えたり落ち葉を舞わせることが可能なフォトモード、時代劇風の白黒&フィルムグレイン付きグラフィックモードが紹介された。同作では、ルート案内として矢印やマーカーではなく「風」や「動物」が主人公を目的地に導くため、雰囲気を存分に味わいながら探索可能。戦闘では、正面から刃を交わしにいく侍スタイルから、ゴースト(冥人)としてステルス重視で敵拠点を制圧するスタイルまで、プレイヤーの好みにあわせて攻められるようになっている。
*5月に公開されたゲームプレイトレイラー
またPlayStation.Blogの記事により、難易度はイージー、ノーマル、ハードの3種類が用意されることが判明している。敵の体力を増やすのではなく、敵をより好戦的にすることで難易度を上げるとのこと。理由としては「日本刀の切れ味がもたらす致命的な威力を実感してもらいたいから」と説明されている。そのほか、主人公の境井仁はほぼいつでも尺八を吹けることや、『inFamous』のようなカルマ/モラルシステムはないこと、昼夜サイクルがあることが明かされている。
米国のゲームスタジオが、幻想的な雰囲気を帯びた中世日本を描く『ゴースト オブ ツシマ』。PlayStation 4用タイトルとして、7月17日に発売される。