地獄巡りリズムFPS『Metal: Hellsinger』発表。メタルのビートに合わせて悪魔どもに銃弾を撃ち込め

パブリッシャーのFuncomは6月11日、『Metal: Hellsinger』を発表した。David Goldfarb氏率いるThe Outsidersが開発するリズムFPSだ。

パブリッシャーのFuncomは6月11日、『Metal: Hellsinger』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneおよび次世代コンソールで、2021年発売予定。本作は、『PAYDAY 2』や『Battlefield』シリーズなどを手がけたDavid Goldfarb氏率いるThe Outsidersが開発するリズムFPSだ。

『Metal: Hellsinger』は、復讐に取り付かれし半人・半魔の存在「アンノウン」となり地獄を巡る旅をおこなうFPSゲームで、メタルミュージックと同調したゲームプレイが特徴だ。苛烈極める地獄には8つの領域が存在し、次々に湧き出てくる悪魔の軍勢がプレイヤーを襲う。これに対して、ショットガンや二丁拳銃などさまざま登場する凶悪な銃器や、近接武器の剣にて撃退するのだ。

プレイヤーのレティクルには、BGMのビートが視覚的に刻まれており、これにタイミングを合わせて攻撃することで破壊力が増大。さらにメタルのBGMもより激しさを増していく。トレイラーでは、リズムに同調した攻撃をおこなうことでスコアを獲得していることが分かる。また、それぞれの武器には「マーダー・クロウ」や「ビッグ・グッドバイ」などの究極奥義が存在するという。


ゲームモードには、まずストーリーモードがある。プレイヤーは、氷の世界ヴォークから狂気の世界スティジアまで、地獄の各地域を巡りながらそれぞれのボスと戦い、最終的に「赤き審判者」と呼ばれる存在を失墜させることを目指す。ナレーションは、ゲームの声優としてもおなじみのTroy Baker氏だ。そしてチャレンジモードでは、フレンドとスコアを競い合うことができる。BGMのリズムを正確に捉えたゲームプレイが、高スコアに繋がることとなりそうだ。

本作のもっとも重要な要素のひとつと言えるBGMは、TriviumのMatt Heafy氏やDark TranquillityのMikael Stanne氏、SoilworkのBjörn Strid氏、そしてArch EnemyのAlissa White-Gluz氏といったメタル界の錚々たる面々が、本作のために特別に提供した曲を収録するとのことだ。

Metal: Hellsinger』は、PC(Steam)/PS4/Xbox Oneおよび次世代コンソール向けに、2021年発売予定だ。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応するようである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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