『ポケモンGO』にて“何もかもがニャイキングになる”奇妙な不具合発生中。もしくはニャイキングが何かになる
『ポケモンGO』にて、ニャイキングに絡んだ不具合が発生しているようだ。同作では、現在スペシャルリサーチとして「ジェネレーションチャレンジ2020セレブレーション」が実施されている。タイムチャレンジをすべて達成するか、有料チケットを購入することでリワードを獲得できるイベントである。リワードのひとつとして、ニャース(ガラルのすがた)を入手可能。本日6月3日13時よりリワードが実装されたが、このニャースをニャイキングに進化させることで発生する奇妙な不具合が確認されている。
今回実装されたのは、ニャース(ガラルのすがた)マッギョ(ガラルのすがた)ダルマッカ(ガラルのすがた)ジグザグザマ(ガラルのすがた)など。その中でニャース(ガラスのすがた)をニャイキングに進化させると不具合が発生するという。『ポケットモンスター ソード・シールド』にて新たなリージョンフォームを獲得したニャースは、はがねタイプへと変貌。成長することでペルシアンではなくニャイキングに進化し、新たな一面を見せる。そのニャイキングが、『ポケモンGO』へと輸入されたわけだが、残念ながら不具合を伴って登場している。
ニャイキング入手によって発生する症状は、各々によって異なるようだが、たとえば手持ちのポケモンがすべてニャイキングと被さり“合体する”ようなものが確認済み。そして、最終進化系でありこれ以上進化できないはずのニャイキングを進化させることができ、まったく別のポケモンに変化するといったものまで報告されている。後者は、ニャイキングごと消えてしまう深刻なものである。
そのほか、手持ちポケモンがすべてニャイキングと表示されたり、フリーズが発生したり、レイドバトルへ参加できなくなったりと、多岐にわたるバグが発生中。一方で、今回のバグは合体を含めてややコミカルなものであるとして笑いを誘っている。特に“ニャイキングがポケモンと合体する”不具合については、かなりシュール。ニャイキングがなぜか進化し、まったく別物のポケモンに変化するという、突然変異的な現象もかなり珍しいだろう。不安と関心をもって、今回の不具合に注目が集まっている。
Nianticはすでにこの現象に反応しており、アプリを再起動することにより不具合が解消される可能性があると案内している。かなり興味深い不具合であるが、ニャイキングをさらに進化させることで消失(もしくは変化)するバグは、取り返しがつかなくなる可能性もある。Nianticによるアップデートを待ちながら、ニャース(ガラルのすがた)をニャイキングに進化させるのはいましばらく我慢しておこう。