オンライン4人協力FPS『World War AI』発表、プロトタイプが期間限定で無料配信へ。人類の敵はAI、資源を持ち帰り装備を強化せよ

インディースタジオのBossa Studiosは5月15日、オンライン協力FPS『World War AI』を発表した。『World War AI』は、最大4人での協力プレイに対応するオンラインFPSゲームだ。

インディースタジオのBossa Studiosは5月15日、オンライン協力FPS『World War AI』を発表した。まだ製品化は決定しておらず、PC向けの独自ランチャー「Bossa Presents」を通じて、まずはプロトタイプを5月17日から1週間の期間限定で無料配信する。

『World War AI』は、最大4人での協力プレイに対応するオンラインFPSゲームだ。本作の世界では、地球はセントラルAIによって制御されたロボットたちに支配されており、人類は宇宙空間に設けた基地へと避難している。人類が地球を取り戻すには、セントラルAIを破壊するしか方法はないが、そのためには相応の装備が必要。そこで、人類は地球へと向かいゲリラ作戦を展開し、貴重な資源を収集して装備の充実を図ることにする。しかし、セントラルAIもまた同じ資源を求め、人類を根絶やしにするための最終兵器を構築しようと企んでいた。

公開されたトレイラーでは、4人チームを組んだプレイヤーが地球に降り立ち、開けた草原や街中などにてロボットの軍勢と戦いながら、各種資源を回収している様子が確認できる。基本的なゲームプレイは、一般的なFPSと言えそうだ。一方、画面上にはビルドメニューなる項目が存在。プレイヤーが何らかの設備を設置している様子から、地上においてはクラフト要素も用意されているのかもしれない。また、敵が集めた資源の量を示すと思しきゲージもあり、資源を奪い合うことになるのだろうか。

本作では、チームがロボットに殲滅される前に資源を回収し、地球から脱出するまでがひとつのミッションとなる。脱出ポッドを呼び寄せ、集めた資源を積み込んだら打ち上げ準備に入ってカウントダウンが開始。するとロボットの警戒度が一気に高まり総攻撃が始まる。これに耐えきって宇宙基地へと帰還するのだ。

拠点となる宇宙基地では、地球から持ち帰った資源をもとに、ファブリケーターにて新たな武器や装備品を研究しアンロック可能。映像ではボディアーマーやエナジーシールドが表示されている。先述したように、セントラルAIの拠点を攻めるには装備がカギになるとされており、地上と基地を行き来しながら力をつけていくことになるのだろう。また敵ロボットはかなり強力だそうで、開発元はソロでプレイするなら相応のリスクを覚悟してほしいと述べている。

『World War AI』は、5月17日から5月24日までの期間限定で、Bossa Studiosの独自ランチャー「Bossa Presents」からプロトタイプをダウンロードしてプレイ可能。まだ開発初期段階であり、同スタジオはプレイヤーからのフィードバックを得て、さらに開発を進めて製品化するかどうかを判断する。

Bossa Presentsを通じては、これまでに鳩シム『Pigeon Simulator』や、パンシム『I Am Bread』の精神的続編『I Am Fish』などが配信され、これらは製品化が決定している。『World War AI』は同スタジオの次なる作品にふさわしいかどうか、プレイして確かめてみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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