次世代ソウルライクARPG『Moonray』発表、7月2日にSteamにて早期アクセス開始へ
インディースタジオのEverything is Full of Godsは5月4日、アクションRPG『Moonray』を発表した。7月2日に、Steamにて早期アクセス販売を開始するとのこと。
『Moonray』の舞台となるのは、今から何千年も前の世界。この世界にはIltarという女性がおり、miiumと呼ばれる物質の秘密を解き明かしたことで、神にも等しい力を得ることとなる。彼女は惑星を作り、生命を生み出して、何世紀にもわたって銀河系を支配するが、目の届かぬところでは新たな文明が興っていた。そこではmiiumが秘めた可能性に気がつき、その物質を崇拝するカルト教団が組織されることに。miiumのバランスが崩れていくことを感じたIltarは、カルト教団の拠点に向かうが囚われてしまう。そして民衆からは神として崇められ、司教らは彼女の秘密を暴こうと試みる。
本作にてプレイヤーは、Iltarが生み出したゴーレムとなり、カルト教団のいる惑星に降り立つ。そして、miiumを回収しながらこの星での支配力を高め、Iltarの救出を目指すのだ。この星にはいくつかのエリアがあり、それぞれ異なる環境を有する。そして、miiumの力によって建造されたカルト教団の施設も存在し、探索をおこなう中では教団員とのバトルに臨むことになる。
本作のバトルは、『デモンズソウル』『ダークソウル』シリーズから影響を受けつつ、「次世代のソウルライク」であると開発元が公言しており、主に1対1での緊張感あるせめぎ合いを楽しめるようだ。序盤はシンプルなバトルとなるが、すぐに激しい戦いへと発展するという。ドッジロールやパリイにて敵の攻撃をかわしながら、剣のような近接武器での弱・強攻撃と、ショットでの遠距離攻撃も組み合わせながら立ち向かうのだ。
倒した敵などからは資源となるアイテムを獲得可能。これをBeams of Lightと呼ばれる休息ポイントに持っていくことで、主人公の体力やスタミナ、また体力回復アビリティなどをアップグレードできる。敵は非常に素早く強靭なキャラクターばかりであるため、アップグレードは重要な要素だという。また、Beams of Lightはファストトラベルにも利用できるようだ。
早期アクセス開始時点では、序盤の砂漠エリアがプレイ可能で、数時間程度のボリュームになるとのこと。また、戦闘システムはコア部分は完成した状態となっており、開発を進める中で、新たな武器やアップグレード要素、敵・ボスキャラクター、そしてプレイエリアなどを追加していく予定となっている。正式リリースまでは、およそ18か月を計画しているそうだ。
『Moonray』は、7月2日にSteamにて早期アクセス開始予定。AAA級のビジュアルを目指しているそうで、システム要件は高めとなっている。また時期は示されていないが、“次世代ハードウェア”向けのリリースも予定しているとのことで、PS5やXbox Series Xでも配信されることとなりそうだ。