『スーパーマリオメーカー 2』最後の大型アップデート4月22日より配信へ。アクションやアイテム大量追加、ワールドまで作れる特大アプデ
任天堂は4月21日、『スーパーマリオメーカー 2』最後の大型アップデートとなるVer.3.0.0を明日4月22日より配信すると発表した。有終の美を飾る最後のアップデートでは、これまでのアップデート以上に多くのコンテンツが追加されるようだ。動画を見ていただくのが手っ取り早いが、改めてコンテンツ内容をまとめておこう。
多彩なアクションを可能にするパワーアップアイテムが数多く追加された:
・マリオUSAキノコ ※「スーパーマリオブラザーズ」スキン限定
『スーパーマリオUSA』仕様になり、敵を持ち上げ投げつけることが可能となる。キラーやワンワンまでも持ち上げられる。雪ステージでは雪玉を投げつけ可能。
・カエルスーツ ※「スーパーマリオブラザーズ3」スキン限定
水中を素早く泳ぎ回り、水上を走り回ることが可能。
・パワーバルーン ※「スーパーマリオワールド」スキン限定
風船のようにふわふわ動き回る。
・スーパードングリ ※「スーパーマリオブラザーズ U」スキン限定
ムササビとなり、滑空する。
・ブーメランフラワー ※ 「スーパーマリオ 3Dワールド」スキン限定
ブーメランを投げつけまわりの敵を一掃。
また「スーパーマリオ 3Dワールド」スキン限定で、5種類の被り物ボックスが登場する。
・ほうだいボックス
大砲の弾を撃てる。溜め撃ちすることで飛距離も稼げる。
・プロペラボックス
ジャンプ中、三回まで上昇可能。急降下も可能。
・あかPOWボックス
頭突きで3回までPOW効果が発動できる。
・ハリボテクリボー
敵の目を欺ける。しゃがむとよりクリボーらしくなる。
・ハリボテキラー
空中で水平飛行可能。空中での使用には制限なし。
敵キャラとして、クッパ軍団がさらに充実。ラリー、ウェンディ、モートン、レミー、ロイ、イギー、ルドウィッグのクッパ軍団精鋭7人が新たに追加された。なおこれらのキャラは、「スーパーマリオ 3Dワールド」スキンには登場しない。
そのほか、新パーツも導入される:
・のろわれたカギ ※「スーパーマリオブラザーズ」スキン限定
カギを得たプレイヤーを、仮面が追いかけ始める。
・スイッチトランポリン ※「スーパーマリオ 3Dワールド」スキン限定
スイッチを切り替えることで、トランポリン効果発動。
・メカクッパ ※「スーパーマリオ 3Dワールド」スキンには含まれず
機械仕掛けの小さなクッパ。赤いものは誘導弾を放ち、青いものはビームで攻撃。青いものは夜になればジェットエンジン搭載で、上に乗ることも可能。
また今回のアップデートでは、自分でワールドマップを作成できる新モード「ワールドをつくる」が登場する。最大8ワールド40コースで、自分だけのオリジナルのスーパーマリオをつくることが可能。スタートから城まで、道をつなげてオリジナルのワールドマップを作成可能。そこにお手製のコースを配置するのだ。橋を架けたり、丘を作ったり、地面の見た目やコースアイコンなども自由に変更できる。
地上に加えて、地下、さばく、雪原、空、森、火山、夜、など、スキンを変更することで、マップの雰囲気をがらりと変えることも可能。Nintendo Switch Onlineに加入していれば、アイデアをつめこんだオリジナルのワールドマップを「世界のコース」に公開し、世界中のユーザーに共有、もしくは共有されたワールドマップを遊ぶこともできるのだ。
『スーパーマリオメーカー 2』では、これまでさまざまな無料アップデートが実施されてきた。アップデートにより、フレンドとのオンラインマルチプレイが可能になったほか、投稿コースの上限数も引き上げられ、昨年12月にはリンクが操作できるといったコンテンツ追加がなされてきた。Ver.3.0.0は、これまで以上に気合の入ったアップデートになっており、パーツを増やすだけでなく、遊び方の幅を広げるギミックが数多く実装されている。「最後の大型アップデート」とあるように、発売から1年を経てアップデートは一区切りを迎えるようだが、コース職人たちのおかげで、『スーパーマリオメーカー 2』は今後も末永く遊べるゲームとして愛されていくだろう。