決闘アクション『Ato』Steamにて5月9日リリースへ。犬侍が子供を救うため、日本を駆けるメトロイドヴァニア

Tiny Warrior Gamesが開発を手がける『Ato』が、Steamにて5月9日にリリースされる。本作は、封建時代の日本がピクセルアートで描かれる探索型、いわゆるメトロイドヴァニアスタイルの2D決闘アクションだ。

インディーデベロッパーのTiny Warrior Gamesが開発を手がける『Ato』が、Steamにて5月9日にリリースされる。本作は、封建時代の日本がピクセルアートで描かれる探索型、いわゆるメトロイドヴァニアスタイルの2D決闘アクションだ。視覚ベースで物語が語られるといい、日本語インターフェースにも対応している。

主人公となるのは1匹の犬侍。氏族であった彼は、過去の道を捨て、妻と子供との平和な生活を送っていた。そんなある日、かつて仕えた氏族たちによって彼の子供が連れ去られてしまう。子供を救うため旅立った彼が、行く手を阻む刺客たちを倒しながら世界の謎を解き明かしていく物語が描かれる。日本を舞台とする本作は、桜が一面に咲いた情景などがピクセルアートのアニメーションによって描かれており、フルートや太鼓を用いたBGMを添えることで和の雰囲気が表現されている。

犬侍の初期アクションは移動、ジャンプ、そして刀による斬撃の3種類。行く手を阻む刺客たちに向かう道中に戦闘はなく、フロア探索がメインとなる。道中には体力の上限をあげるアイテムや巻物が落ちており、巻物を拾うことでローリングや居合斬りなどのアクションが段階的に増えていく。探索はパズル要素が強くなっており、物語の進行によって、新たに覚えたアクションを駆使するギミックがフロアに仕掛けられるようになる。空中に浮かんだギミックに居合斬りを当てて高所を登ったり、風車のギミックに回転斬りを当てて空中を飛んだりと、移動スピードの速さも相まって、スタイリッシュなアクションが味わえる。

道中を進み、刺客が待ち受けるフロアに辿り着けば、さまざまな刺客たちとのボスバトルが始まる。素早い突きを繰り出す侍や手裏剣を放つ忍者など、それぞれの刺客たちは固有のアクションを持っているようだ。また、残りの体力によって攻撃パターンが変化するなど、戦闘においても多彩な見応えある剣戟アニメーションが楽しめる。敵の攻撃を見極め、さまざまなスキルを駆使して強敵との決闘に打ち勝とう。

なお、開発を手がけるTiny Warrior Gamesは、本作をベテランプレイヤー向けと謳っており、カジュアルな見た目ながらも骨太な難易度に仕上がっているようだ。手応えある和風アクションに興味のある方は、プレイしてみてはいかがだろうか。

2D決闘アクション『Ato』は、Steamにて5月9日リリース予定だ。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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