荒廃世界の農業ディフェンスゲーム『Atomicrops』5月28日に正式リリースおよびコンソール版発売へ
Raw Furyは、現在Epic Gamesストアにて早期アクセス販売中の『Atomicrops』について、2020年5月28日に正式リリースするともに、コンソール版を発売すると発表した。開発を手がけるのは、テクニカルアーティストとしてかつてBlizzard Entertainmentに勤めていたDanny Wynne氏、『Nidhogg 2』のアーティストを担当したToby Dixon氏、そしてサウンドデザイナーとして『Nuclear Throne』『Downwell』『Broforce』などのプロジェクトに関わったJoonas Turner氏の3名。
『Atomicrops』は、ポストアポカリプス世界を舞台とした、農業アクションゲーム。プレイヤーは、祖父から受け継いだ、荒廃した世界に存在する「最後の牧場」を運営しなければならない。唯一の食料源として、作物を地元の人々に与えるのだ。しかし荒れ果てた世界には危険があふれている。荒れくれた略奪者やミュータントたちが蠢く世界で、戦いながら農業をして生き残るのだ。
本作のゲームプレイは、農業が主軸となっている。指定されたエリアの土地を耕し、種を撒き、水をやり、肥料をやり、作物を収穫する。リアルタイムにそうした作業を展開していくのだ。しかし荒廃世界で、そうした農作業が簡単に遂行できるわけもない。化け物たちが畑の作物を付け狙っている。化け物たちを撃退して作物を守るのだ。
ゲーム内では昼と夜のサイクルが存在しており、昼はモンスターが少なく、比較的穏やかな環境で作物を育てる。夜になると化け物の活動が活性化し、作物を死守しなければならない。自前の銃で敵を撃退していこう。朝がくれば街へと行き、作物で売ったお金で新たなアイテムを購入したり、NPCと交流を深めたりしよう。昼に農業を進めたり開拓を進め、夜はモンスターとバトル。そうしたサイクルでゲームが展開されている。ゲーム内には季節や年数の概念が存在しており、徐々に街の様子や敵が変化していくといったギミックも用意されている。
『Atomicrops』は、早期アクセス配信が開始されて以来、4度の大型アップデートにより、プレイアブルキャラの追加や、新モンスターやアイテムの導入など、多岐にわたるコンテンツ増量がなされてきた。発表当初予定されていた日本語対応は現時点ではなされていないが、Raw Furyはこれまで多くの自社タイトルを日本語対応してきただけに、正式リリースに際した日本語対応および国内コンソール版発売が期待されるところ。
『Atomicrops』は、現地時間5月28日に正式リリース予定。コンソール版も同時発売予定だ。
【UPDATE 2020/4/16 17:30】
DMM GAMESは、『Atomicrops』PS4/Nintendo Switch版を国内発売すると発表した(国内公式サイト)。
価格は税別2980円で、2020年夏発売予定とのことだ。