廃駅改装シム『Train Station Renovation』4月30日にSteamにて早期アクセス販売開始へ。オンボロ駅を掃除しリノベして蘇らせる

廃駅改装シム『Train Station Renovation』4月30日にSteamにて早期アクセス販売開始へ。『Train Station Renovation』では、オンボロ駅を掃除しリノベして蘇らせることになる。4月中旬には体験版の配信も予定。

パブリッシャーのPlayWayは4月3日、『Train Station Renovation』の早期アクセス販売を、Steamにて4月30日に開始すると発表した。本作は、ポーランドのデベロッパーLive Motion Gamesが手がける廃駅改装シミュレーションゲームだ。

https://www.youtube.com/watch?v=VHoo9Hg5OZA

『Train Station Renovation』では、プレイヤーはリノベーション会社の社員として鉄道駅の再建をおこなう。本作には10種類の駅がマップとして用意。いずれの駅も放棄されもう使われておらず、汚れやゴミなどでひどい状態になっている。これを綺麗にして生まれ変わらせ、また駅として稼働させることを目指すのだ。

駅のマップには、駅舎からプラットフォームまでいくつかのエリアがあるが、廃駅であるためゴミが散乱していたり、壁に落書きがあったり、また備品は破損していたりなどひどい状態だ。そこで、まずすべきはゴミ拾い。回収コンテナを調達し、集めたゴミを捨てていく。駅によっては、なぜか放射線物質らしき容器が投棄されていることもあるようで、適切な回収手段が求められそうだ。

プレイヤーにはいくつかツールが用意されており、たとえば壁の落書きはスポンジを使って落としたり、塗装して隠すことが可能。錆びきったレールは、ヤスリでこすってピカピカにしよう。水没している駅にはポンプを設置して排出。そのほか、ほうきで汚れた床を掃除したり、レンチを使って電気系統を修理したりと、やるべきことは山積みである。

駅が片付いたら、いよいよ新たな駅として機能していくよう環境を整える作業の開始だ。プレイヤーはタブレットにてさまざまなアイテムを注文可能。たとえば券売機や時刻表掲示板、時計、あるいはベンチやゴミ箱、観葉植物のほか、トイレの便器や洗面など駅に必要な備品を購入して自由に配置していく。駅によっては、置かれている古い列車を整備して再利用することもできるという。なお、備品の購入に必要なお金は、指定の目標を達成したり、ゴミを正しく分別して捨てるなどすることで稼ぐことができる。

また、キャラクターのスキルやツールはアップグレードすることが可能で、新たなツールを入手することも。これにより作業にかかる時間が短縮されたり、リノベーション作業における新たなオプションがアンロックされていく。

『Train Station Renovation』は、4月30日にSteamにて早期アクセス販売予定。日本語表示にも対応するようだ。リリースの段階では、チュートリアルと10種類の駅をプレイ可能で、順次コンテンツを追加していく予定。正式リリースまでは最大で1年ほどを見込んでいるとのこと。また4月中旬には、チュートリアルと駅をひとつプレイできる体験版の配信も予定しているそうなので、興味のある方はまずはこちらを試してみると良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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