『Apex Legends』にて、突如マップ内に“金武器仕様”のモザンビークがばらまかれる。噓のような連射力でホンモノの強さ発揮
一年間のなかで唯一、公に噓をついてもいい日とされるエイプリルフール。ゲーム業界も含め、毎年この日には、各方面からあらゆるジョークネタが飛びかう。日本国内においては過ぎし日となったが、国によっては現在エイプリルフール真っ只中。そんななか、『Apex Legends』においても楽しげなサプライズ要素が登場している。
そのサプライズの内容は、大量のモザンビークがワールズエッジ内の至る場所にドロップしているというもの。これだけ聞くと、特にインパクトはないかもしれない。しかし、今回のモザンビークはひと味違う。装弾数は3発から9発へ。サイトにデジタルスレッドを装着。そして何よりも凶悪なのは、その連射力。紫ボルト装着時並みの射撃スピードとなっている。つまり現在のワールズエッジには、いわゆる“金武器”と化したモザンビークがそこら中にばらまかれているのだ。
It's not fool's gold! Get your hands on genuine gold Mozambiques today. 😉 pic.twitter.com/hIkq0Qb3wy
— Apex Legends (@PlayApex) April 1, 2020
モザンビークと言えば、同作屈指の“ハズレ武器”。そうした認識のプレイヤーは多いことだろう。それもそのはず、武器カテゴリこそショットガンに分類されているが、その実態は3連式のピストル。他のショットガン武器と比較して威力が劣るほか、装弾数も3発と少ない。際立った長所もないため、『Apex Legends』サービス開始当初から「モザンビーク=弱い武器」という図式がコミュニティのあいだに広まることとなった。
そうした経緯もあり、当初はモザンビークの強化を望む声が挙がっていた。しかし開発元のRespawn Entertainmentはコミュニティに対し、調整を実施する予定はないと回答。そればかりか、「このままネットミームを楽しみ続けるつもりでいる」との発言をしていた(関連記事)。さらに昨年のアップデートにて、モザンビークを叩きつける特殊モーションが実装。プレイヤーのみならず、公式からもネタ扱いされる武器として独自のポジションを築いてきた。
弱いと評価されながらも、ある意味愛されているとも言えるモザンビーク。そんなモザンビークがこの度、エイプリルフールの力を借りて超絶強化されているというわけだ。普段は使用しない、もしくは取得を避けるプレイヤーにとっても、金色装備に包まれたモザンビークは大きな戦力となってくれることだろう。なお先述したとおり、今回のモザンビークはあらゆる場所にドロップしている。地面に置かれていたり、サプライボックスから出現したりするので、見かけたら拾ってみよう。
ほかにも『Apex Legends』にまつわるエイプリルフールネタとして現在、同作の公式redditコミュニティが愉快なことになっている。なんと掲示板のヘッダー画像に、死んだはずのフォージが登場している。それもレヴナントを押しのけ、「I GOT BETTER(復活)」とのセリフつき。それに伴い、アイコンもフォージのシンボルマークへと変更されている。実際に復活することはないと思われるが、こうした形で再登場を迎えたフォージは、コミュニティの盛り上げ役として大いに活躍していると言えるだろう。
なお金武器仕様のモザンビークについて、現時点で実装期間は明かされていない。エイプリルフール限りのイベントの可能性もあるので、『Apex Legends』のプレイヤーは、今のうちに生まれ変わったモザンビークの性能を堪能しておこう。元どおりになる前に。