少女がリボルバーで戦うボスバトルアクション『ITTA』4月22日に配信決定。日本語に対応し、国内Nintendo Switch版も同時発売
パブリッシャーのArmor Games Studiosは3月23日、インディースタジオGlass Revolverが手がける弾幕アクション・アドベンチャーゲーム『ITTA』を、4月22日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPCとNintendo Switch。
なお、本作は架け橋ゲームズのサポートにより日本語に対応する。また、弊誌がArmor Games Studiosにうかがったところ、国内Nintendo Switch版も海外と同時発売を計画しているとのことだ。
『ITTA』の主人公は、小さな女の子Itta。ある日、自然に囲まれた遺跡のような場所で目を覚ました彼女は、家族の突然の死に直面する。ここは彼女が暮らしていた場所ではなく、どのようにしてやってきたのかも分からない。ひとり残されたIttaは、愛猫の幽霊と共に平穏を求め、この美しくもどこか寂しげな世界を旅することになる。
本作はボスバトル主体のアクションゲームであり、プレイヤーは世界を探索する中で、全18体の奇妙かつ強大なボスと戦う。Ittaの武器は、父親が遺したリボルバー。ボスはそれぞれ異なる攻撃パターンを持ちながらも、いずれも弾幕とも言える激しい攻撃を仕掛けてくるため、それをかいくぐりながら銃弾を撃ち込んでいく。
また、ゲームを進める中では新たな武器を入手。トレイラーではバズーカのような武器や剣を振るう様子が見られ、武器に応じてバトルスタイルを変えていくことが求められる。ボスとのバトルは非常に激しいものとなることが予想されるが、特定の条件を満たすことでダメージ量を倍増させ、無敵時間のあるアクションも活用しながら勝機を見出すのだ。
愛猫の幽霊に導かれ、ボスと対峙する試練の数々を突破していくことで、この奇妙で崩壊した世界や、ここに暮らす住人たちにまつわる謎が少しずつ明らかになっていくという。本作は物語主導の作品ではないものの、探索する中ではNPCと出会い会話することもある。
開発元Glass Revolverは、Jacob Williams氏の個人スタジオで、本作のアイデアは、同氏が精神病院に入院していた時に思いついたそうだ。テーマに据えたのは個人的な苦悩と、どんな苦難があろうとも歩みを続けること。本作の舞台となる世界は絶望で満ち溢れているものの、同時に希望や美しさ、思いやりも存在し、Ittaは帰るべき場所を求めて旅を続ける。なお、最初のエリアである遺跡のような場所は、イタリア・ボマルツォにある通称・怪物公園をモチーフにしたとのこと。
『ITTA』は、PC(Steam)およびNintendo Switch向けに4月22日発売予定だ。