『マインクラフト』のハクスラRPG『Minecraft Dungeons』ダンジョンのゲーム環境を紹介する最新映像公開
マイクロソフト傘下のデベロッパーMojangは2月21日、アクション・アドベンチャーゲーム『Minecraft Dungeons』に登場するステージについて開発者が語る最新映像を公開した。
本作は、『マインクラフト』の世界観を持つダンジョン探索ゲーム。ソロあるいは最大4人でのローカル/オンライン協力プレイにてダンジョンに潜り、モブと戦いながら武器やアイテムを獲得し、悪しきArch-Illagerを倒すことを目指す。
Mojangのスタッフらは本作のステージについて、単にゲームプレイの舞台であるだけではなく、ストーリーを表現するために存在していることもあり「ゲーム環境」と表現している。その環境は自動生成によって生み出され、プレイするたびに新しい体験をもたらす。
ただ、すべてがランダムに構成されているわけではなく、ゲームプレイを一定のペースで保てるようあらかじめデザインされたエリアと、ランダム生成のエリアをパズルのように組み合わせる形を採用。独自のエンジンを使い、それらの“ピース”を手動あるいはランダムで指定しているとのこと。たとえば、敵とのバトルにおいては地形の高低差が影響するため、状況に応じた戦略をプレイヤーに考えさせるよう促している。
レベルデザインにおいては、部屋の大きさや照明を変えるなど目立つ特徴を持たせ、各エリアが同じような見た目にならないよう注意したそうだ。見た目が似ていると、自分がどこにいるのか把握し難くなってしまうからだ。また、本作はソロだけでなくマルチプレイにも対応しているため、どちらのゲームプレイにおいても楽しいものになるようバランスを取ることは大きな課題だったという。
そのほか、「砂漠の寺院」とよばれるエリアでは罠が多数存在し、これは過去のほかの作品からの影響があるとのこと。いわゆる“ファラオの墓”のような場所には罠はつきもの。ただ、これを本作にフィットさせるためにはどうすれば良いか工夫が求められたそうだ。本作では、このように入念にデザインされ、さらにランダム生成と組み合わせた環境にて、常に新鮮なダンジョン探索を楽しめる作品となる。
『Minecraft Dungeons』は、PC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに、2020年春に発売予定だ。