『Dead Cells』DLC第2弾「The Bad Seed」が2月11日に発売決定。新ステージやボスが登場し、ゲーム序盤に新たなルートが追加
フランスのインディースタジオMotion TwinとEvil Empireは1月29日、現在販売中のローグヴァニア・アクションゲーム『Dead Cells』のDLC第2弾「The Bad Seed」を、2月11日に発売すると発表した。価格は4.99ドル(約540円)で、少なくともSteam版においては、本作の所有者であれば10パーセントオフで購入可能となる予定。またこれに合わせて、ゲーム本編とのバンドル版を10パーセントオフ価格にて販売開始するとのこと。
本作として初の有料DLCとなる「The Bad Seed」では、「古びた樹木園」と「追放されし者の沼地」という2種類の新ステージと、新たなボスが待つ「ネスト」が追加される。「古びた樹木園」は「罪人の道」「有毒の下水道」に、そして「追放されし者の沼地」は「塁壁」「納骨堂」「古い下水道」に相当。また「ネスト」については、最初のボス「コンシェルジュ」がいる「黒の橋」に相当する位置付けで、これらの新ステージはゲーム序盤に訪れることができる一連の新ルートとして配置される。
「古びた樹木園」は、植物の生い茂る温室をテーマにしたステージだ。ここにはマッシュルーム一族が暮らしており、従来の敵と共にプレイヤーを襲う。またトレイラーでも見られるように、食虫植物のような新たなギミックも配置。触れた敵を食い殺しているが、その前にバウンドしているあたりは、この植物の利用に関するちょっとしたヒントにもなっている。一方の「追放されし者の沼地」では、有毒の沼地に建つ館を探索。ここでも、吹き矢を放ったり、槍を持って襲ってくるなど、これまでの敵とは一味違うアクションを持つ複数の新モンスターが登場する。
そして「ネスト」では、新ボス「ママティック」が登場。大きな鎌のような脚と、いくつもの目を持つ巨大モンスターだ。映画「スターシップ・トゥルーパーズ」から影響を受け制作されたキャラクターだという。トレイラーでは、舞台となる沼の底から連続して脚を突き出す様子などが見られ、厳しい戦いとなることが予想される。
DLCではこれらの新ステージや敵キャラクターが登場するほかに、両手持ちの新武器も追加されるという。また、マッシュルームのコンパニオンキャラクターを従えることができるそうで、トレイラーの最後にてそれらしき描写が確認できる。
『Dead Cells』は、PC/Nintendo Switch/PS4向けに販売中。なお、PC版にはすでに配信済みのアップデート1.6.0については、コンソール版向けには今回のDLC「The Bad Seed」の発売日である2月11日に同時配信される。新たなスキルや装備アイテムの追加や、ゲームバランスの調整が主な内容だ。同アップデートに含まれる、過去のバージョンに遡ってプレイできる「Legacy Update」機能については、開発上の問題によりPC版限定になるとのこと。