『Terraria』、4年間で無料提供したコンテンツ数は3000個以上に。今後も無料アップデート続けModサポートにも対応へ
開発スタジオRe-Logicは、2Dサンドボックスアクション『Terraria』について、今後もアップデートを継続してゆく予定であることを明らかにした。『Terraria』には先日、1.3アップデートにて“ファイナルボス”が追加されたばかりだが、Re-Logicはさらにコンテンツを追加してゆく見込みだという。海外メディアPC Gamerの取材に対し、同スタジオCEOのAndrew “Redigit” Spinks氏がコメントしている。
4年間で3000種類以上のコンテンツを無料提供
『Terraria』は2011年5月にリリースされたサンドボックススタイルの横スクロール2Dアクションゲームだ。プレイヤーは『Terraria』の地に降り立ち、地下を掘り進めてさまざまな物資やアイテムを収集してゆく。敵との戦闘に明け暮れたり、ただひたすら冒険に出かけたり、家や基地を建設することも可能。その自由度の高さと、新アイテムやシステムを追加する頻繁なアップデードでロングセラーを果たしている。
Spinks氏によれば、バージョン1.0から現在までにアイテムは2827個が追加されており、クリーチャーは490種類が登場、またいくつもの新規メカニックやシステムが導入されているという。いずれも無料アップデートにて追加されたコンテンツであり、Spinks氏は今後も有料DLCをリリースする予定はないとしている。なぜ4年間にわたり無料で3000個以上ものコンテンツを追加し続けてきたのかに関し、Spinks氏はこう説明している。
「『Terraria』の開発は常に、私がプレイしたいと思うゲームを作り上げることだった。ゲームを完成させたと思うたびに、新たなインスピレーションが心のなかに浮かんできて、それをゲームに追加する。私たちのコミュニティは我々に本当によくしてくれていて、それらの情熱に報いなければと感じたんだ」
アップデートは継続、Modもサポートへ
Spinks氏は、『Terraria』には1.3以降もさらなるアップデートが実施される予定であり、クリエイティブモードと同様にModのサポートも盛り込む予定だと伝えている。とはいえ、Modサポートの導入時期は最後のアップデートがベストであると考えているようで、Mod機能が見れるのはもうしばらく先のことになりそうだ。
またSpinks氏は『Terraria 2』についてたずねられると、「今は『Terraria』を完成させて、『Terraria 2』ではない新プロジェクトを始めたいと思っている。『Terraria 2』についてはたくさんのプランとアイディアがあるよ、でも始まるのはずっと後のことだ」と伝えている。『Terraria 2』の存在はSpinks氏がさまざまなインタビューで数年前より明らかにしているもので、「『Terraria』の世界全体を拡張する」ということ以外、詳細は伏せられている。なお『Terraria 2』が発売される前に、2015年には従来のゲームプレイにRPGやストラテジー要素を盛り込んだスピンオフ『Terraria: Otherworld』がリリースされる予定だ。