ダークファンタジー西部劇ARPG『Weird West』発表。『Dishonored』開発元の元スタッフらが手がける
Devolver Digitalは12月13日、「The Game Awards 2019」の開催に合わせてアクションRPG『Weird West』をPC(Steam)向けに発表した。開発するのはWolfEye Studios。『Dishonored』や『Prey』などで知られるArkane Studiosの設立者Raphael Colantonio氏と、同クリエイティブディレクターのJulien Roby氏が新たに設立したスタジオだ。制作においては、Unreal Engine 4を採用している。
『Weird West』は、19世紀の西部開拓時代をモチーフにしたダークファンタジーを描く作品だという。法執行官や銃の名手らが暮らすこの世界にはモンスターも存在し、プレイヤーはそうした過酷な土地にて、型にはまらないヒーローたちの起源の物語を追う。
ゲーム内容についてはまだ多くは明かされていないが、まず映像からは見下ろし型視点のシューター作品となることがうかがえる。装備には銃やナイフなどがあり、プレイヤーはバウンティハンターとしてのアビリティも獲得可能。アンデッドに対する免疫や、銀の銃弾などがスクリーンショットから確認できる。また苦痛や呪い、あるいは特定の状態異常を示すステータスが存在。たとえば、火への恐怖という呪いがあり、ゲームプレイに何らかの影響を及ぼすのだろう。
また、この奇妙な世界を冒険するにあたっては、単独行動することも民兵団を組織することもできるという。その中でプレイヤーは数々の選択に迫られ、そのひとつひとつに対して世界が反応し、『Weird West』のゲームプレイは毎回ユニークなものになるという。本作の発売時期は不明だが、Steamのストアページには「Coming Soon」と記されている。日本語表示にも対応するようだ。