『Detroit: Become Human』PC版リリース。アンドロイドの革命を描く人気アドベンチャーゲームがEpic Gamesストアに登場
Epic Gamesストアにて、Quantic Dream開発のオープンシナリオ・アドベンチャー『Detroit: Become Human』のPC版がリリースされた。対応言語には日本語も含まれており、3990円で販売されている。
『Detroit: Become Human』は、PlayStation 4用タイトルとして2018年5月に発売されたオープンシナリオ・アドベンチャーゲーム。Quantic Dreamが過去に手がけた作品のように、プレイヤーの選択により物語が分岐していく膨大なシナリオや、繊細でリアルな3Dアニメーションに支えられたインタラクティブ・ストーリーを醍醐味とした作品だ。
舞台となるのは2038年の米国デトロイト。技術革新が進みアンドロイドが根付いた近未来社会の動乱が、アンドロイドたちの視点から描かれる。人間と同じように話し、動き、行動する機械体。主人公となるのは、感情のようなものが芽生えた「変異体」アンドロイドの解放運動を指揮するマーカス、父親から虐待を受けていた少女を救うため主人の命令に背く家事用アンドロイドのカーラ、そして二人を追うアンドロイド捜査官コナー。交互に描かれる3体のアンドロイドの物語は、少しずつ交差していく。数千にもおよぶ選択肢と数十ものエンディングが用意されており、プレイヤーは道徳的なジレンマの数々に悩まされることとなる。
Quantic Dreamの過去作『Beyond: Two Souls』『HEAVY RAIN』も、Epic Gamesストアにて1990円で配信中。これらの作品は、もともとSIE独占タイトルとしてPS3/PS4向けに販売されていた。だが今年1月にSIEとの独占契約を解消してからは、開発規模を拡大し、現在は複数プラットフォームに対応した次世代タイトルの開発を進めていると報じられている(関連記事)。まずは過去作のPC移植により経験を積んだQuantic Dream。次なる一手が気になるところである。
なおPC版『Detroit: Become Human』のシステム要件は以下のとおり:
最低要件:
- OS: Windows 10 (64 bit)
- Processor: Intel Core i7-3770 @ 3.4 GHz or AMD FX-8350, 4.2 GHz (6 to 8 logical cores minimum highly recommended)
- Memory: 8GB RAM
- Video: Nvidia GeForce GTX 780 or AMD Radeon HD 7950
- Video RAM: 3GB 以上
推奨要件:
- OS: Windows 10 (64 bit)
- Processor: i5-8400 @ 2.8GHz or Ryzen 5 1600
- Memory: 16GB RAM
- Video: Nvidia GeForce GTX 1060 or AMD Radeon RX 580
- Video RAM: 4GB 以上