『Mount & Blade』がシリーズ累計600万本の売上を達成、Gamescom 2015で続編を初披露
トルコのインディーデベロッパーTaleWorlds Entertainmentは、自社が手がけるPC用アクションRPG『Mount & Blade』シリーズの累計売上本数が600万本を達成したことを、プレスリリースを通して発表した。Blue’s Newsをはじめ、複数の海外メディアが報じている。併せて、来月ドイツはケルンで開催されるGamescom 2015にて、最新作『Mount & Blade II: Bannerlord』が初めてお披露目されるとのこと。
シリーズ続編となる『Mount & Blade II: Bannerlord』が発表されたのは3年前。不定期に開発ブログの更新が続けられていたが、詳細な内容の発表といった特筆すべき続報はなかった。しかし、8月5日から開催予定の欧州最大のゲーム見本市Gamescom 2015にて、初めて一般向けに公開するという。プレス限定のセッションにてゲームプレイの実演、一般参加者向けに動画と追加情報が披露される予定だ。
『Mount & Blade』は2008年にParadox Interactiveから発売されたPC向けアクションRPG。
プレイヤーは流浪の民となり、中世ヨーロッパをモデルにした世界を舞台に各々好きな生き方ができるサンドボックス型タイトルで、遊び方はプレイヤー次第という高い自由度が人気を博した。また、ユーザー制作のModを導入することで、ワールドやキャラクターといったゲームコンテンツを自分好みに改変できる一面も広く愛される理由だろう。
その後、2010年に『Mount & Blade』の内容を拡張しマルチプレイヤー機能も実装した続編『Mount & Blade: Warband』が、2011年にはポーランドのノーベル文学賞作家ヘンリク・シェンキェヴィチの歴史小説『火と剣とをもって』を原作としたスピンオフ作品『Mount & Blade: With Fire&Sword』が発売された。最新作『Mount & Blade II: Bannerlord』は、2作目『Mount & Blade: Warband』の200年前を描く物語となる。