『Starship Troopers – Terran Command』発表。「スターシップ・トゥルーパーズ」を原作とした大量のクモたちと戦うRTS

パブリッシャーSlitherine Softwareは12月3日、『Starship Troopers - Terran Command』を発表した。ロバート・A・ハインラインの小説を映画化した「スターシップ・トゥルーパーズ」を、さらにゲーム化する作品だ。

パブリッシャーSlitherine Softwareは12月3日、『Starship Troopers – Terran Command』を発表した。開発を手がけるのはゲームスタジオThe Artistocrats。PC(Steam)向けに2020年のリリースを予定しているという。『Starship Troopers – Terran Command』は、ロバート・A・ハインラインの小説を映画化した「スターシップ・トゥルーパーズ」を、さらにゲーム化する作品だ。

『Starship Troopers – Terran Command』は、リアルタイムストラテジー(RTS)ゲームだ。世界観は「スターシップ・トゥルーパーズ」と共有しており、原作と同様に知能と社会性を備える巨大なクモであるアラクニドとの戦いが描かれる。拠点を充実させ、数多くの機動歩兵たちを鍛えて率い、人類の文明を守るのだ。

キャンペーンモードにおいては、惑星の自由をかけてアラクニドと戦う。キャンペーンでは、戦場におけるプレイヤーの選択や達成によって、ストーリーやミッションが変化していくという。たとえば任務を達成するためには犠牲を厭わぬ冷徹な指揮官になれば、専用のユニットや特殊能力を獲得できる。上官の指示に背き、連邦軍の英雄になるべく立ち振舞うのもいいだろう。ユニットの種類は多く用意されているほか、軍は独自に成長させることができる。テクノロジーツリーを取得していったり、リーダーをアップグレードしていくことで、自分だけの軍隊を作ろう。

注意したいのは、アラクニドは無数に現れるという点。一方で自軍の味方の数は限られている。機動歩兵隊を効果的に指揮せねばならない。戦地の激戦区を見極め、ユニットのレベルを上昇させながら防衛ラインを死守。敵も一筋縄ではいかない。身を隠し狡猾に襲いかかるアラクニドを適切に対処しよう。

ユニットや武器、特殊能力の種類は幅広く、MIコマンダーをも自由に操作する。盛田式アサルトライフルやMX-90手榴弾など、原作おなじみの武器を歩兵に装備させ進軍。ペイロードを正確に狙うロケットトゥルーパーや、MGタレットやバリケードを扱う防衛エンジニアまで使いこなそう。キャンペーンを進めていけばテクノロジーが発展していく。歩兵向けのパワーアーマーやマローダーモビルスーツなど、さまざまなオプションをアンロックしていく。

パブリッシャーSlitherineとスタジオThe Artistocratsは、第二次世界大戦をテーマとした『Order of Battle: World War II』をリリース。一定の評価を得ている。Slitherineはその他数多くのRTSをプロデュースしており、同ジャンルのノウハウを多く持っているだろう。『Starship Troopers – Terran Command』は、2020年にPC(Steam)向けに発売予定だ。

 
Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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