USJの任天堂エリア「SUPER NINTENDO WORLD」にはヨッシーのライドアトラクションも登場。新たなエリアビジュアルもチェック
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは11月21日、大阪で開園されているテーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンにてオープン予定の「SUPER NINTENDO WORLD」の新情報を公開した。久々の情報公開となる。2020年東京五輪前のオープンに向けて、着々と施工が進んでいるようだ。
「SUPER NINTENDO WORLD」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでオープンされる予定のエリアだ。世界最新鋭のライド・アトラクション、インタラクティブ・エリア、ショップ、レストランを有する多重構造の巨大複合エリアになるという。エリア内には「マリオカート」のライド・アトラクションや、ショップ、レストランも登場。さらに今回、ピーチ城やクッパ城、そして「ヨッシー」のライド・アトラクションが登場することが正式に明かされている。
ユニバーサル・スタジオのクリエイティビティと世界最新鋭の技術を駆使して、ほかに類を見ない体験をゲストに届けるとしている。また「SUPER NINTENDO WORLD」は、任天堂のゲームの楽しさを実際に体感できる、非常にテーマ性にあふれるエリアとなるとも大好きな任天堂のゲームの中に入り込んだかのように感じる、興奮と感動あふれる体験ができるともユニバーサル・スタジオ・ジャパンは紹介している。
今回公開されたエリアビジュアルは、ぱっと見ると以前のものと変化ないように見えるが、実はディテールがかなり異なっている。上の画像の左が以前のもので、右が今回公開されたもの。手前にたくさんいた人が消え、階段やアトラクションなどが新しく設置されている。やや殺風景であった左側のエリアでは、ブロックに加えてパックンやドッスンなど楽しげなオブジェクトが確認可能。クッパ城はやや右寄りに変更されており、砦もディテールが描き込まれたものへと変身。存在感のある丘のエリアは土に加えてレンガのブロックも加えられており、ややエリアが縮んだ関係か以前よりもすっきりした印象だ。全体を見てみても、左半分が大きく変わっているところが特徴だといえそうだ。
なお関西大学宮本勝浩名誉教授によると、「SUPER NINTENDO WORLD」オープン後10年間のユニバーサル・スタジオ・ジャパンが創出する経済効果は近畿圏において約6.2兆円、全国では約11.7兆円、その雇用効果は約108万人に及ぶと試算されているとのこと。大阪および近畿への大きな影響が期待されている。
着工式も終えられており、USJの現地に行くと城などオブジェクトが建築進行が確認できる「SUPER NINTENDO WORLD」。さらなる公開を楽しみにしておこう。