銃撃ソウルライク『Remnant: From the Ashes』100万セールス突破。ハロウィンには、パーマデス制のハードコアモードを実装

銃撃ソウルライクARPG『Remnant: From the Ashes』100万セールス突破。『Remnant: From the Ashes』のハロウィンアップデートでは、パーマデス制のハードコアモードを実装。

Perfect World Entertainmentは10月30日、『Remnant: From the Ashes』のセールスが100万本を突破したことを発表した。同作は8月20日に発売された銃撃ソウルライクARPG。ソロプレイもしくは最大3人Co-opに対応し、Steam/Arc/Xbox Oneおよび海外PlayStation 4向けに販売されている(日本語は非対応)。約2か月での大台達成である。発売前にはあまり名が知られていなかったタイトルであることを考えると快挙だろう。

また今後のアップデートおよび2019~2020年のロードマップについても情報を公開している。これまでに新ダンジョン「Leto’s Lab」や新モード「Adventure Mode」が追加されてきた本作。今後も無料コンテンツを追加していく予定であり、まずは10月31日のアップデートでハードコアモードを追加。2020年春には大型アップデート「Corsus + Survival Update」、そして2020年後期に情報非公開のアップデートを配信する計画となっている。

ハードコアモードは、『Remnant: From the Ashes』が簡単すぎると感じているプレイヤーに新たな挑戦を与える新ゲームモードであり、ハロウィンにあわせて配信される。新規キャラクターを作成する際に「ハードコアキャラクター」にするかどうかの選択肢が与えられ、そちらを選ぶと一度死んだらキャラクターが消えるパーマデス制度が適用される。またオンラインプレイ時には、他のハードコアキャラクターとだけパーティーを組めるようになり、ランダムマッチメイクは無効となる。一度死ねばおしまいということで、ハードコアという名に恥じない手に汗握る体験となるだろう。また同アップデートでは、新しいエモートシステム、敵・アイテム・目的地などに印をつけるPINGシステム、頭部防具の表示オン/オフ切り替え機能も実装される。

同作の世界は、科学者たちの実験により異世界へのポータルが開かれたことで、Rootsと呼ばれるモンスターに襲われ、荒廃してしまった。薄暗いポスト・アポカリプス世界にて、Rootsの脅威から地球を取り戻すべく、ポータルの力を借りて異次元へと旅立つ。生存者たちの避難所Ward 13をハブエリアとし、ポータルを通じて市街地・荒野・沼地・森林という4種類のバイオームおよびそれらのマップと接続したダンジョンを探索するのだ。

『ダークソウル』のようなアクションRPGのコンセプトを、三人称視点シューターに当てはめた作品であると開発陣が表現している同作(GameRevolution)。開発は『Darksiders III』で知られるGunfire Gamesが担当している。心地よいガンアクションによりアクションゲームとしての土台がしっかりとできており、そこにマップやイベントのランダム生成要素を加えることで、周回プレイや他プレイヤーとのCo-opセッションごとに異なる体験が得られるよう工夫されている。豊富なボス戦や、武器とスキルの組み合わせによる適度なビルド作成なども見どころとなっており、銃撃ソウルライクARPGという響きが琴線に触れた方にはオススメできる作品だ。

『Remnant: From the Ashes』のPC版は、Steamのハロウィンセールにあわせて30%オフの値引き適用中。通常価格4100円のところ2870円で購入できる。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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