『レインボーシックス シージ』の“気になる部分”に開発元が答える。警察犬や二丁拳銃の実装についてなど、多くの質問に回答

『レインボーシックス シージ』ついて、Ubisoftにてプレゼンテーションディレクターを務めるAlexander Karpazis氏が、Ubisoft Support公式Twitterアカウントを通じてプレイヤーから寄せられた本作への質問に回答した

レインボーシックス シージ』ついて、Ubisoftにてプレゼンテーションディレクターを務めるAlexander Karpazis氏が、Ubisoft Support公式Twitterアカウントを通じてプレイヤーから寄せられた本作への質問に回答した。質問と回答の内容は、海外メディアWIREDのYouTubeチャンネルにて改めて公開されている。

まずはオペレーターについて。「デュアル装備をしたオペレーターは登場するのか」といった質問。この質問に対してAlexander氏は、非常にクールなアイデアだと興味を示しながらも「まだ分からない」と回答している。開発元も同アイデアを考案しているものの、現時点ではプロトタイプの作成にまで至っていないことが理由のようだ。また「シーズン4でK-9(警察犬)を使用できるオペレーターは追加されるのか」という質問も。これについてAlexander氏は、「犬を撃っても大丈夫ですか?」と回答を濁している。しかし警察犬の実装に関して、クリエイティブディレクターのXavier Marquis氏と話し合う機会は何度かあったようだ。とはいえ、犬を撃つという描写が開発元のみならず世間からも憚られることを考慮すると実装には難しいものがあるのだろう。

次にマップに関して。「エリア51は追加されるのか」といった質問。エリア51とは、米国ネバダ州に実在する空軍基地。立ち入りや撮影が一切禁止されているためか、さまざまな噂が飛び交っており、ゲームや映画の題材となることが多い場所でもある。しかしAlexander氏は「エリア51の実装は中止となった」と回答しており、今後も作成に取り掛かる予定はないという。『レインボーシックス シージ』に謎多き空軍基地が登場することは今のところなさそうだ。また、「ドアの開閉など、マップ内にインタラクティブな要素を追加する予定はあるのか」という質問に対しては「現時点では何も計画していない」と回答。Alexander氏は、すでに複雑な構造をしたマップに別の複雑さを与えてしまうと述べており、プレイヤーの混乱を招く可能性を懸念したうえで、インタラクティブ要素の追加は考えていないようだ。

ほかにも、「なぜテロハントからボマーが削除されたのか」という質問も寄せられた。ボマーといえば、プレイヤーの任務を唯一自爆で阻もうとする敵NPC。この“自爆”要素には賛否両論さまざまな意見が寄せられていたが、YEAR4シーズン3開催にあわせたアップデートで削除されることとなった。その理由としてAlexander氏は「テロハントをよりPvPモードに向けたトレーニングの場として機能させるため」と答えている。これは恐らく、テロハントをトレーニングの場として利用するプレイヤーが多いことを踏まえての判断だろう。プレイヤー同士が戦うカジュアルマッチやランクマッチなどに自爆要素は存在しないため、トレーニングという観点からみるとボマーは不必要な要素だったのかもしれない。

プレイヤーの質問はオペレーターやマップに関するものに収まらず、「YEAR3のオペレーターバンドルは販売されるのか」や「ガジェット破壊チャレンジにおいて、なぜ有刺鉄線や展開型シールド、ドローンはカウントされないのか」といった質問にもAlexander氏は回答している。前者についてはバンドル化を模索しているものの、現時点で必ず追加されるとは明言できないようだ。後者については、チャレンジに表記されるガジェットとは「オペレーター固有のガジェット」を指しているため、プレイヤーがロードアウトにてカスタマイズ可能なガジェットは破壊してもカウントされないという。

そのほか、「スキンを自作したいのですが」といったユニークな提案や、「マップが多すぎて覚えられない。助けてください」という初心者あるあるに至るまで、多くの質問がAlexander氏のもとに寄せられた。動画では、本稿で取り上げきれなかった質問・回答も多数紹介されているので、詳細が気になる方はぜひ視聴して頂きたい。Alexander氏は、今後もUbisoft Support のTwitterアカウントを通じて、プレイヤーから質問を募集していくようだ。

 
Nobuya Sato
Nobuya Sato

最近Apexにハマり始めた人。幾度となく倒されながら高ランク帯を目指す。でも疲れる時もあるよね。その時はソロ専用ゲームをちょっとプレイして寝ます。

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