山駆け下り自転車ゲーム『Lonely Mountains: Downhill』Steamで10月23日発売へ、日本語対応

パブリッシャーのThunderful Publishingは10月3日、『Lonely Mountains: Downhill』を、10月23日に発売すると発表した。『Lonely Mountains: Downhill』は、マウンテンバイクに乗って山を駆け下りる自転車ゲームだ。

パブリッシャーのThunderful Publishingは10月3日、Megagon Industriesが手がける自転車ゲーム『Lonely Mountains: Downhill』を、10月23日に発売すると発表した。価格は19.99ドルとのことなので、日本では2000円程度になるだろう。対応プラットフォームはPC(Steam)と海外PlayStation 4/Xbox One。Steamのストアページによると日本語表示にも対応するようだ。

『Lonely Mountains: Downhill』は、マウンテンバイクに乗って山を駆け下りる自転車ゲームだ。こうしたダウンヒルレースゲームでは、ライダーの一人称視点や後方からの三人称視点が一般的だが、本作では俯瞰視点を採用していることが特徴のひとつ。山にはコースが設定されているが、必ずしもそのとおりに走る必要はなく、自由にコースを逸れてショートカットを狙うことが可能。そのため、前方だけでない周囲の状況をある程度把握できるよう俯瞰視点にしたそうだ。

本作はシングルプレイゲームであり、誰かと一緒にレースをするわけではない。その代わり、いかに速くゴールできるかというタイムアタックが熱い作品である。オンラインランキングにも対応し、区間ごとのその日のベストタイムも記録される。崖を下ったり、岩から岩へとジャンプしたり、あるいは川や池を飛び越えたりと、あらゆるショートカットを駆使することでタイムを短縮できるだろう。そうして自分だけの最短ルートを見つけ出すことが本作の醍醐味だ。もちろん、ゆっくりと山の風景を楽しんだり、あえて難所に挑戦するようなゲームプレイも良いだろう。コースの途中には、特に美しい風景が見られるスポットがいくつか用意されているとのこと。

ローポリゴングラフィクを採用し見た目はポップな本作だが、自転車は開発元独自の物理システムによりリアルな挙動を見せる。そのため、切り立った高い崖を落下するかのような無謀なショートカットは痛々しいクラッシュに繋がってしまう。また今回、より高難易度のゲームモードとして「ナイトモード」が発表された。真っ暗闇のなか自転車のライトだけを頼りに走行するモードとなっており、こちらではより慎重な走行が求められる。

ゲームを進める中では新たな自転車を入手でき、車体によって、たとえばより高所からの落下に耐えられたり、ジャンプ性能が高かったり、あるいはよりスピードを出せたりといった特性があるという。さまざま登場する山の環境に合わせて、また自らのプレイスタイルに合わせて車体を選ぶことができる。そのほか、ライダーの見た目のカスタマイズも可能だ。

なお、『Lonely Mountains: Downhill』はNintendo Switch版も開発中で、上の映像にあるように日本での発売が決定している。こちらの発売日は後日発表するとのこと。PS4/Xbox One版の国内リリースについては不明である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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