カプコンの非対称オンライン対戦『PROJECT RESISTANCE』ゲームプレイ映像が海外向けに公開。試合の一部始終を収録
カプコンは9月28日、『PROJECT RESISTANCE』のゲームプレイ映像を海外向けに公開した。本作は、『バイオハザード』の世界観の中で描かれる、1対4の非対称オンライン対戦サバイバルホラーゲームだ。
本作では、ラクーンシティにて秘密裏におこなわれている人体実験の被験者である「サバイバー」の4人と、彼らの恐怖への対処や行動などさまざまなデータを採取する実験者「マスターマインド」1人に分かれて対戦する。サバイバーは制限時間の中でステージからの脱出を目指し、マスターマインドはそれを阻止する。今回公開された映像では、ゲーム開始からサバイバーが脱出するまでを通して収録し、試合の流れを紹介している。
サバイバー側のキャラクターは、サミュエル・ジャニアリー・ヴァレリー・タイローンの男女4人。男性ふたりは攻撃力や防御力に優れ、女性ふたりは仲間の回復やハッキングといった能力を持つ。冒頭のシーンでも、ジャニアリーが監視カメラをハッキングして破壊している様子が見られる。サバイバーは三人称視点にてプレイするが、マスターマインドは各所に設置された監視カメラ越しにプレイするため、破壊されるとその部屋での視界を奪われる。時間はかかるが、銃で直接破壊することも可能だ。
マスターマインドは各部屋の監視カメラを切り替えながら、手元にあるカードを使ってゾンビや罠を部屋に配置し、サバイバーたちを待ち受ける。ゾンビをスレイブ化して直接操作することも可能。これに対して、サバイバーは銃や近接武器などを手に戦う。ステージには3つのエリアがあり、エリア1を突破するには3つのキーアイテムを入手しなければならない。なお、エリア間では武器や弾薬、ハーブなどを購入可能だ。
エリア2では、セキュリティカードを入手する必要があり、それは警備員のゾンビが持っている。すなわち、マスターマインドが直接操作可能。映像では、サバイバーたちから距離を置くように移動させている。制限時間内にサバイバーがステージを脱出できなければマスターマインドの勝利となるため、時間稼ぎをしているわけだ。
1試合の制限時間は5分間となっているが、これはさまざまな要素により増減する。たとえば、サバイバーがゾンビを倒したりキーアイテムを入手したり、またエリア脱出時にもプラスされ、逆に罠にかかったりダウンしてリスポーンするなどのミスによってマイナスされる。サバイバーには、脱出条件を満たすため急ぐ傍ら、制限時間をプラスさせるアクションが常に求められそうだ。
エリア3の脱出条件は、バイオコアと呼ばれる装置を3つ破壊すること。ただしマップ内には3つ以上存在し、赤く表示されたものから順に破壊する必要がある。そして3つ破壊しスイッチを入れると、最後の扉が開くまでのカウントダウンが開始。マスターマインドは脱出を阻止するため、扉の周辺にゾンビを集中して配置して猛攻を仕掛けている。
今回の映像は海外向けに公開されたものだが、明日10月2日午後8時から放送予定の「カプコンTV!」では、『PROJECT RESISTANCE』の実機プレイを披露するとのこと。プロデューサーの川田将央氏も出演予定となっており、サバイバーとマスターマインドの異なるプレイフィールでの対戦や、ゲーム中におこなわれる駆け引きについて詳しく解説してくれるだろう。また10月4日から7日にかけては、PS4/Xbox Oneにてクローズドベータテストも実施予定となっている。