床が溶岩の世界を駆けるパルクールアクション『Hot Lava』Steam/Apple Arcadeにて9月20日に発売へ

インディースタジオのKlei Entertainmentは9月13日、『Hot Lava』を9月19日に発売すると発表した。『Hot Lava』は、子供時代の記憶を呼び起こすような世界を舞台にする、一人称視点の3Dアクションゲームだ。

インディースタジオのKlei Entertainmentは9月13日、3Dアクションゲーム『Hot Lava』を9月19日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)とApple Arcade。時差の関係で日本では9月20日発売となり、iOS向けのサブスクリプションサービスApple Arcadeはこの日にローンチする。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Hot Lava』は、子供時代の記憶を呼び起こすような世界を舞台にする、一人称視点の3Dアクションゲームだ。自宅の子供部屋、学校の廊下や体育館、運動場、あるいは会員制スーパーマーケットなどのステージが登場。ただし、いずれも床は灼熱の溶岩で満たされている。ステージ内には、家具や運動器具などさまざまなオブジェクトが配置されているため、溶岩の床に触れないようオブジェクトの上に飛び乗り、パルクールのような形でステージを駆けてゴールを目指すのだ。

各ステージには複数のコースが設定されており、オブジェクトはその環境に自然に配置されているものあれば、無造作に置かれているものもあり、その中からゴールへのルートを見出す必要がある。また、ロープやパイプでスイングしたりトランポリンなどでバウンドしてより遠くへ飛んだり、パイプに掴まってよじ登ったり、あるいはベトついた壁でウォールランしたり、滑る面をサーフィンするように進んだりといった、特殊なオブジェクトを利用しなければならない場面もある。わずかな足の踏み場を次々に移動して進むため、ちょっとしたミスが命取りになるだろう。

各コースには、やり込み要素として複数のチャレンジが用意されている。たとえば指定時間内にゴールしたり、一度も床に触れることなくゴールするといったものなど。また、コース内のどこかに配置されたアイテムを獲得するといったものもある。こうしたチャレンジとは別に、タイムアタックも本作におけるやり込み要素のひとつ。ゴールまでのルートはひとつだけとは限らず、最短ルートを見つけ出し、それを突破できるスキルがカギとなるだろう。また、ドロップイン・ドロップアウト方式のマルチプレイに対応しており、最大8人でのレースも楽しめる。

『Hot Lava』は、昨年6月から有料オープンベータテストが続けられ、新たなステージやコース、キャラクターのカスタマイズアイテムの追加や、レベルデザインの調整やバグ修正などがおこなわれてきた。また、Unity用のステージ作成キットが提供されており、Steamワークショップを通じたユーザー間の共有も盛んである。

9月20日のローンチに際しては、新ステージの地下室や実績機能を追加し、アイテムのランダムドロップを廃止してアンロック制に変更する。また、操作性やフレームレートなどの向上もおこなう予定。本作のメインの要素はこれで完成となるが、リリースした後も新たなコンテンツの追加やバグ修正、最適化などは続けていくとのことだ。

*本作の世界観を紹介するカートゥーンアニメ

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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